【エイジングケアは遺伝子】医療の進歩からみるエイジングケアの歴史

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「最先端のエイジングケアって何?」

最先端のエイジングケアと言われた時に、あなたは何を想像しますでしょうか?

恐らく多くの方が良くわからないはずです。

そんな時にオススメなのが医療業界がどの様に進歩していくのかを知ることです。なぜなら、今後の医療業界の進歩を知れば、最先端の美容や健康の情報を学べるからです。

例えば、ビタミンとは治療用に発見された物質ですが、いまは栄養学や美容の面でも有効活用されていますよね?

逆に、医療業界の進歩を知らなければ、「エイジングケア」という単語に騙されて、まったく最先端ではないエイジングケアの製品にお金を使ってしまう可能性もあるでしょう。

エイジングケアの歴史を知れば、下記のメリットがあります。

  • エイジングケアという言葉にダマされない
  • 無駄なお金を使わない
  • 効果の高いスキンケアができる

今回は、医療業界の進歩から見るエイジングケアの歴史を解説します。

医療業界の進歩の歴史とは?

医療の進歩は主に対処療法の歴史と言えます。

19世紀は手術がメイン?

19世紀までの医療は、主に手術にどう立ち向かうのかといったものが主流でした。

  • 1804年 初の全身麻酔による乳がん手術
  • 1816年 聴診器発明

このように手術に関する多くのテクノロジーが誕生しました。

ここまでで、病気の病原菌説を確立するなど、感染症への対処法も話題となりました。

20世紀前半は感染症がメイン?

20世紀前半には感染症にどう立ち向かうが、主流となります。

  • 1901年、人に異なる血液型が存在すると発見
  • 1906年、フレドリック・ホプキンズが、ビタミンの存在を示唆し、ビタミン不足が壊血病になると提唱。
  • 1923年~1927年、ジフテリア・百日咳・結核・破傷風のワクチンが開発
  • 1928年、アレクサンダー・フレミングが、ペニシリンを発見

このように、20世紀前半は手術前の感染症や・手術中の問題・手術後感染症に対処をすることにより、格段に死亡率を引き下げることができました。

しかし、死亡率を下げれば下げる程、別の病気が原因での死亡率が高まってきました。

20世紀後半はガンとの戦い?

1971年に、当時アメリカの大統領が生活習慣病に対する薬を作るように働きかけた

※1971年、ニクソン大統領(President Nixon)が「National Cancer Act」にサインをし、「癌戦争(war on cancer)」を宣言しました

これを契機として、アメリカでは、多くの生活習慣病に関する多くの薬が生まれてきました。

例えば、血圧を下げる薬や、糖尿病、アルツハイマー、ガンに対する薬などが出来上がりました。

しかしながら、現在でもそれらの薬の中で、効果的な成果あげたものは少ないそうです。

21世紀は遺伝子の時代?

これまで手術のテクノロジーの進歩や感染症の予防、そして生活習慣病に対する薬が出来上がってきた変遷をそれぞれ説明してきました。

では、21世紀はどうなるのでしょうか?

21世紀は遺伝子の時代だと言われています。

そのトレンドを知る上で、もっとも重要なことが以下の時期に起こりました。

2003年に、ヒトゲノムプロジェクトの完成版が公開されました。

ヒトゲノムプロジェクトとは、ヒトのゲノムの全塩基配列を解析するプロジェクトのことです。1953年のDNAの二重らせん構造の発見から50周年となる2003年に完了しました。

その結果、いま、医療は遺伝子に関することで話題沸騰中です。

このヒトゲノムプロジェクトは以下のような意図で行われたようです。

  • ヒトゲノム解析が完了すれば、遺伝子疾患の原因追究やその治療法開発だけでなく、ヒトの進化の歴史の解明など、バイオ技術、生命科学に応用することもできるようになる。
  • 現在では、人間の遺伝子が25000種類で出来ているとはわかっても、それら1つ1つの効能に関しては、あまり解明されてはいない。

遺伝子治療ってカロリー制限のこと?

例えば、アメリカの実験ではカロリー制限をした猿の方がカロリー制限をしていない猿よりも若々しく長生きをしているという実験があります

最初にマウスの実験が行われ、その後人体に極めて近い猿でも実験されたというのは有名な話です。

カロリー制限こそが最先端のエイジングケアであるとする人もいます。

お腹がぐーっとなると長寿遺伝子が働いていると謳っている方も沢山いらっしゃいますが、実はカロリー制限にはデメリットも多く存在しています。

カロリー制限は栄養不足になる恐れ?

カロリー制限を実行するには相当の忍耐が必要です。食べたいものを我慢するため、ストレスにもなりますし、栄養不足にも陥りやすくなります。カロリー制限を行う場合、1日のカロリー量を30%ほど減らす必要があります。

人体で言えば、必要なカロリー量が大体成人男子の平均値は約2300kcal、女子の平均値は約1800kcalと言われていますので、

大体600kcal~800kcalを減らさなければなりません。

2003年から2005年の統計で明らかになった日本のカロリー供給量ですが、日本は、2,754kcalを摂取しているというデータがあります。つまり、2700-1500で、今よりも1200kcalも減らさないといけないのです。

牛丼(並盛)701Kcal(カロリー)となりますので、女性の場合は、一日牛丼1.5杯で生活すること男性の場合は、一日牛丼2杯で生活することになります。

さらに毎日の栄養分も取らなければいけませんから、これ以上にカロリーを減らさなければいけませんので、牛丼1杯で生活するレベルにならないといけません。これは無理ですよね?その結果、人は野菜よりも炭水化物を優先させる人が多いですから、栄養不足にも拍車がかかってしまうのです。

若年層のカロリー制限は骨粗鬆症の危険性が高まる?

また、カロリー制限を何年も続けていると骨粗鬆症の危険が高まることが懸念されます。

若い時代の骨量が少ないと後年に骨粗鬆症になりやすいことが分かっていますから、若い女性の過度なダイエットには大いに問題があります。エイジングケア目的の安易なカロリー制限は逆に老化を促進し、中高年になってQOLを損ないかね無いということです。

このような、デメリットもあり、カロリー制限なんて、無理という方も多いと思いますが、

「私なら出来る!」という人は、どうぞ行ってください。

しかし、手間や労力を考えると、毎日出来る仕組みにはならないかと思います。

カロリー制限と同じ効果を遺伝子発現で行える?

そのため科学者らは、カロリー制限の効果を再現する薬を開発しようと考えており、この10年ほどで、その基礎となる生物学的根拠の一部も解明されているというのです。

そもそも、先の最先端の医療の章でも紹介しましたが、今の最先端技術がDNAを駆使することだとしたら、最先端のエイジングケアは遺伝子を若い状態に戻す。つまり、遺伝子の発現だと思います。

なぜ遺伝子の発現が大切なのか?

遺伝子を操作することは、宗教上の倫理で禁忌とされておりますし、何よりも何か問題があったら、怖いですよね。でも人間には差があるように、老化のスピードにも差があります。これはカロリー制限の結果からも見て取れますよね。どこに差が生まれているのかをしらべたところ、人体のたんぱく質の生成に影響があることが分かりました。

これは、人体を作っている部品の大半がたんぱく質であることからわかりました。

たんぱく質の生成は、遺伝子(DNA)→発現(信号)→たんぱく質この信号が老化の原因だと突き詰めたのです。

ヒトゲノム計画から10年経ったからこそ出来る?

また、ヒトゲノム計画から10年経った現在だと、しわやたるみの原因やコラーゲン生成に関する遺伝子なども明らかにされつつあります。化粧品もそういった遺伝子ケアの方向に進みそうです。

あるニュースでは、遺伝子発現という言葉がしきりに出てきております。

こうした薄毛箇所の毛乳頭細胞を調べると、発毛促進因子である「FGF-7」の遺伝子発現が、後頭部などの薄毛になりにくい箇所にくらべて約半分にまで減少しているというから放っておけない。

スキンケアが対症療法だとすれば、遺伝子の発言を変えるというのは根本的なケアとなります。何故なら、遺伝子はタンパク質の設計図ということです。このタンパク質を作る遺伝子が、若々しい状態であれば、若々しいタンパク質が作られるはずだからです。

今後のエイジングケア市場の動向が気になります。

ただし、サプリメントで抗酸化を図るというものも問題があります。それは、抗酸化を謳うサプリの大半は眉唾である可能性が多いからです。

データでも出ていますが、抗酸化のサプリメントの大半は効果が出ないという点が明らかにされています。

実験の方法も様々であるため、害があると示されている一方で先に示したとおり、有用性があるデータも出されているのが事実があります。要するにサプリメントの選び方があるということです。

最先端のエイジングケアは遺伝子

ただ、ヒトゲノムプロジェクトによって、聖書に反するようなこと、(生命を作り出すこと)が行われたために、アメリカを始め先進諸国では、遺伝子変換などに対して疑問視する団体も多い。

つまり、うまく遺伝子と付き合うことこそ、医療や健康において必要だと言うトレンドになっていくのです。

実際、すでに多くの企業が遺伝子に関わりのある美容関連グッズ(化粧品など)やサプリメントに取り組んでいます。こういう過渡期に気をつけなければいけないのは、マーケティングに騙されて遺伝子という言葉だけに飛びついてしまわないことです。遺伝子と謳っていても使われているテクノロジーが以前と変わらなかったりもしたりするので、そこを判断する目が必要ですね。

これからも、ドンドン目が離せなくなりそうです。

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