抗酸化とは?もし抗酸化力がない場合の意外な真実5選!

抗酸化とは?もし抗酸化力がない場合の意外な真実5選!

抗酸化のために野菜を食べた方が良いとか色々言われますが、もしも人体に抗酸化力がなくなったらどうなるか知っていますか?



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抗酸化とは酸化から守る力?

抗酸化を一言で表すと、酸化から守る力のことです。例えば、植物は枯れます。しかし、枝から抜かれた果物と、木になっている果物はどちらの方が腐るのが早いでしょうか?根っこから抜かれた果物ですよね?

木になっている果物であれば木の根の土から栄養を吸収することができるので、その栄養によって抗酸化を行います。一方で、枝から抜かれた果物は土から栄養を吸収できず、植物の中に残っている栄養のみで抗酸化を行いますので、限界があり、腐るのが早いのです。

このように抗酸化とは、酸化から守る力のことを言い、抗酸化力がないと生物は腐ってしまいます

人間の体であれば、体内で発生しているフリーラジカル(活性酸素)を抗酸化物質で分解することで、活性酸素を取り除き、生活習慣病を予防や老化を予防することを抗酸化と言います。

抗酸化力がないと人間も錆びる?

人が生きるためには、呼吸をし、内蔵を常に動かさなければいけません。そのためには、エネルギーが必要です。

そのエネルギーを生み出すために、体の中のミトコンドリアは絶えず生体反応を繰り返し、酸素とグリコースなどの糖や脂肪、タンパク質を使い、ATPというエネルギーを作り出します。そして、ATPを作り出すと同時に、活性酸素という物資も一緒に作り出します。

この細胞内に排出された活性酸素は、他の物質と結びついて安定しようと行動します。そのため、タンパク質や脂質、核酸と結びつき、それらに酸化反応を起こすことで、錆びさせるのです。

抗酸化力がないと病気になりやすくなる

そもそも病気になる原因はなんなのでしょうか?病気の原因は主に2種類に分かれます。

1種類目はウイルス性の病気。これは、インフルエンザや風邪や肝炎などの、他のものから感染することによって引き起こされる病気です。

2種類目は生活習慣病。これは日々の生活習慣によって引き起こされる病気であり、食べ過ぎや肥満、睡眠不足などから、体内に排出される活性酸素の量が多くなり、血管や細胞などにダメージをかけ続けることにより、生活習慣病が引き起こされるのです。

ウイルス性の病気に抗酸化力がなぜ必要なのかと言うと、ウイルスと戦う白血球の1種である顆粒球は、体内でウイルスと出会った時にウイルスと共に自爆します。この際に出てくるのが活性酸素なのでウイルスと戦う顆粒球の自爆に備えるべく抗酸化をしてあげないといけません。

また生活習慣病においても体内の抗酸化力をあげておけば、活性酸素の量が増えたとしても、その活性酸素を無毒化してくれるので、生活習慣病にならないためにも抗酸化力を上げておくことは大切です。

抗酸化力がないと加齢臭が出てくる

そもそも加齢臭とはどうして発生するのかご存知でしょうか。加齢臭の原因は脂肪酸と過酸化脂質が結び付くことによって生じる「ノネナール」と言う物質です。

過酸化脂質とは脂質が酸化しすぎたものです。20代や30代に加齢臭の人が少ないのは、脂質が酸化されすぎない=抗酸化力がまだ高いからです。

加齢臭の人は40歳から増え始めると言います。これは体内の抗酸化力が40歳を過ぎると著しく減少することによって過酸化脂質が増える=ノネナールが増えてしまうのです。

抗酸化作用のものを摂取しないと体内の抗酸化力がどんどん減少していきます。その結果、活性酸素が脂質をどんどん酸化させていきますので、加齢臭になっていくのです。

抗酸化力がないと早死にする

活性酸素は細胞を傷つけ、細胞の中のDNAも傷つけると言われています。細胞は傷ついて満足に動かなくなると細胞を分裂させて、傷ついて十分に働かない細胞がガン化するのを防ぐために、細胞自体が自殺します。これを『アポトーシス』と言います。

人間が細胞分裂をする回数はテロメアによって決められています。人間であればテロメアの長さから計算すると60回程度の細胞分裂が限界とされています。細胞は大体2年に1回程度分裂すると言われているので、アポトーシスの頻度が低くなれば120歳程度までは生きるとも言われているのです。

しかし、抗酸化力がないと活性酸素を無毒化する力が減り、細胞を傷つけてしまい、アポトーシスの頻度が早くなります。何もなければ2年に1度細胞分裂するのが、1年に1回とか1年半に1回とかになってしまうので、その結果、早死ににつながってしまうとも言われているのです。

抗酸化力がないと老け顔になりやすくなる

抗酸化力がないと老け顔になりやすくなるというのは何故でしょうか?顔を老け顔に見せるのは、シミ・シワ・たるみですよね?

シミの原因はメラニンであり、メラニンは肌の中にあるメラノサイトの活性化が原因です。メラノサイトは紫外線や、体内毒素によって反応しやすく、抗酸化作用のあるものを十分に摂取していると、紫外線を無毒化し、体内毒素も無毒化されるので、シミの原因を防ぐことができます。

シワの原因は肌の中のコラーゲンの弱体化や生成量の減少です。コラーゲンは活性酸素に弱く、すぐに傷つけられてしまうので、コラーゲンが弱まると、肌を支えることができずに、その部分がシワになります。

たるみの原因は肌の中のエラスチンの弱体化や生成量の減少です。エラスチンもまた活性酸素に弱いので、活性酸素に触れると弱体化が始まります。

そして、コラーゲンやエラスチンをは線維芽細胞で作られます。この線維芽細胞も活性酸素に非常に弱く、体内に抗酸化作用のあるものを摂取しておらずに、抗酸化力が高くなければ、コラーゲンやエラスチンの生成量も減少してしまうので、老け顔になってしまうのです。

抗酸化力がないと疲れやすくなる

抗酸化力がないと、体内にできた活性酸素に対して対処することができなくなるので疲れやすくなります。疲れというのは、身体的な疲れ・精神的な疲れ・免疫力の低下のことです。

抗酸化力がない状態で、ストレスや環境的なもので活性酸素が発生すると、抗酸化することができませんので、細胞に傷がつき、細胞の機能が低下します。

細胞の機能が低下することにより、栄養と酸素を細胞内にうまく運び込むことが出来ずに、代謝が悪くなります。その結果、エネルギー生成が鈍くなるので、疲れやすくなるのです。

疲れを放置していくと慢性疲労症候群となります。

現代社会では半数以上の人が疲れを感じており、6ヶ月以上も疲れを感じる(慢性化している)人は全体の4割です。

そして、疲労が慢性化している人の9割が疲労や全身に倦怠感を持っていて、慢性疲労症候群のサインを抱えていると言います。

 

抗酸化力がないことで、どのようなことになるのか知らない人が多いと思いますが、抗酸化力についてよく知って、日常的に抗酸化力のあるものを摂取してほしいなと思います。

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