成人の6割がサプリ愛用?サプリメント流行の背景にある6つの事実

成人の6割がサプリ愛用?サプリメント流行の背景にある6つの事実

10年前と比べて今では多くのサプリメントが氾濫しています。まさにサプリメント時代と言える程、選択の幅が広がってきました。

最近では、「え?こんな会社がサプリメントを出すの?」という位、様々な会社がサプリメントを提供しています。

ここで1つ疑問が沸きませんか?「何故サプリメントがここまで増えてきたんだろうか?」サプリメントが流行した理由を考えてみたいと思います



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高齢化社会により健康志向の人が増加?

よくTVやニュースで報道されていてお分かりかと思いますが、今、日本は最大の高齢化社会に移り変わっています。

その結果、消費が変化してきたと言えます『モノ消費→コト消費』のように、健康志向の人が増えてきたのです。

コンサルティング会社で有名なマッキンゼーのレポートにはこのように書かれていました。

日本はこれまで、生活習慣、食事、遺伝などの要因があいまって、世界で一番健康な社会だと見られてきた。そして日本の消費者は、ますます健康志向を強めている

また、アメリカンエクスプレスのレポートではこのような記述がある。

日本市場で言えば「衝動買いから熟慮買いへ」「仕事優先から健康優先へ」「ブランド重視から価格・品質重視へ」など、これまでとは全く異なる、かつ、新たな意識や価値観が多数、消費者に広がりつつあることが示されています

このことから、分かるとおり、日本はいま健康志向の人が増えてきているのです。

団塊の世代の高齢化によりサプリを購入する人が増加?

そして、高齢化社会が到来することで、それまでの市場の最大消費層が徐々に高齢化していきます。

平成23年版高齢社会白書によると、65歳以上の高齢者人口は過去最高の2,958万人(前年2,901万人)で、男性は1,264万人、女性は1,693万人です。総人口に占める65歳以上人口の割合は23.1%(前年22.7%)と高齢化率が高まっており、5人に1人が高齢者という状況になっています。

高齢者人口は、いわゆる「団塊の世代」(昭和22年~24年に生まれた人)が65歳となる平成27年には3,000万人を超え、2040年頃までは増え続けると予想されています。

『サプリメント≠薬』『サプリメント=食品』

ここで、1つ疑問が生じます。健康産業ならば、何故サプリメントなのでしょう?

現在の日本の薬機法(旧薬事法)では、サプリメントはお薬ではなく食品とされています。食品ですので、コンビニに売っているポテトチップスなどど同じように販売することが出来ます。

ただ、初期の頃は、サプリメントは食品として認められませんでした。何故なら、旧薬事法により丸い物で水を使って飲見込むものは薬と認定されていたからです。こんなふざけたことがあるのかと思いますが、実際に国の最初の法律を見たりするとそういうことが多いのが実情です。

サプリメントを売れば儲かるとわかっているサプリメントメーカーはなんとかしたいと思い、販売メーカーはお役人に働きかけにました。その結果、薬事法が徐々に緩く改正されていき、サプリメントは食品という風に認定されたのです。

食品の臨床は不要!ではサプリも臨床は不要なの?

薬機法(旧薬事法)ではサプリメントは薬ではなく食品と位置付けられています。つまり、薬ではなく食品ですので、薬見たいな複雑なデータは不要ということになります。

薬であれば、効果があるのかを確認するために治験を行ったりして臨床データをとったり、副作用があるか無いかも確認します。しかし、サプリメントは薬ではなく食品ですので、治験を行う必要もなく、臨床データや科学的な根拠が無くても即販売することが可能なのです。

ある記事にも下記のような記載がありました。

ドラッグストアーやコンビニエンス,新聞の広告などサプリメントや健康食品が氾濫しています。最近では、自分の食生活の中にサプリメントを取り入れられている人も多くいます。

サプリメントの現状は、本当に効果がある本物のサプリメントと、まったく効果がない、または害がある偽物が入り交じっている状態です。

日本ではサプリメントの製造・販売には法的な規制がほとんどないため、適当に作って売っているものと、薬と同レベルの臨床試験を行い効果や安全性を科学的に立証しているものが、同じように売られています。

さらに、サプリメントは栄養成分の表示は会社側の自己責任となっているので、ほとんど野放し状態です。

1000円のサプリメントの原価は?驚愕の利益率…

そして、サプリメントの原材料は低いので、実は、サプリメントの利益率は約8割。中には、原価20円の商品を1000円も出して購入しているものもあると言います。

要するにサプリメントは、販売が手軽でデータも不要。そして儲かるので、多くの会社が販売を考えるのです。

サプリメント流行時代に消費者はどうする?

ここで、私が言いたいのは、氾濫しているからこそ、あなた自身の選び方が重要であるということです。

サプリメントは今の時代に必要だと思います。

しかし、情報が氾濫している昨今だからこそ求められるのは、栄養学に精通することや、業界についてよく調べること。つまりリテラシー能力こそが重要です。

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