保湿をしているようでしていない。日本人の9割がドライスキンとも言われています。今回は保湿のやり方についてご紹介致します。
保湿とは?
保湿とはお肌に水分を与えることを言います。お肌は乾燥すると色々な問題を引き起こしますので、そういうことを防ぐために保湿を行うと良いのでしょう。
保湿がおすすめの人
乾燥肌の人と言いたいところですが、実は保湿がオススメな人は万人です。何故ならば、肌がオイリーな方も乾燥している方も、肌の何かしらのトラブルは全て保湿不足での乾燥が原因だからです。若いときはまだまだ天然保湿因子の量が豊富に出来る時期だからよいかもしれませんが、保湿を疎かにしていると、ターンオーバーが乱れてしまい、加齢と共に肌トラブルが増えていきます…。
下記は保湿不足により引き起こされるトラブルを一部挙げてみました。これだけ見ても、万人に保湿が必要な理由がわかります。
- シミ
- シワ
- たるみ
- ニキビ
- くすみ
- 肌荒れ
- キメのなさ
- ターンオーバーが乱れる
また、保湿には下記のようなメリットがあります
- 肌に透明感が出る
- シミが薄くなる
- インナードライを防ぐ
- 小じわを防ぐ
簡単な保湿のやり方・スキンケアの方法とは?
「なるほど!乾燥はだめなのか!保湿をすれば良いんだ!」と思っても適当に保湿をすることはかえって肌にとってのトラブルを引き起こしてしまう可能性があります。ちゃんとした保湿方法を学びましょう。ここでは簡単な保湿のやり方をご説明いたします。
男性もマスト!定期的にオイルクレンジングを行う
恐らく男性の大半はオイルクレンジングをしたことが無いと思います。女性は化粧をしているので、毎日クレンジングをしてから寝ていますが、男性は化粧をしていないので、クレンジングをしていない人がほとんどです。
クレンジングとは、肌についた汚れを落とすことです。クレンジングを行わないと毛穴に汚れが詰まった状態になってしまい、保湿するための化粧水や乳液が肌に入らなくなってしまいます。その結果、高い化粧水などの保湿製品を使用したとしても効果が出にくくなってしまいます。
洗顔しているからクレンジングは不要であると思っている男性もいるかもしれませんが、男性も女性同様オイルクレンジングを週に1回〜2回くらいはするべきです。排気ガスの汚れやダイオキシンなどの大気の汚れが肌についている可能性があり、それらは油性の汚れになるので、オイルでのクレンジングをたまに行うことが大切になるのです。
スキンケア製品選びから気をつけましょう
保湿製品ではないスキンケア製品を使っていたら、いくら保湿したとしても長期間効果が出ることはありません。保湿を重視するスキンケアを選ぶたいのであれば成分を見ないといけません。ただ、トータル的に見たら保湿化粧品としては疑問符がつくものであっても、保湿系の成分が一つでも入っていると、保湿化粧品とネーミングすることが出来てしまいます!
保湿に特化したスキンケアをするのであれば、オイルや蝋が入っているものを選ぶのは控えましょう。オイルや蝋は塗り心地はバツグンに良いですが、オイルや蝋を塗ってしまうと肌に膜を張ってしまうので、肌の内部が保湿されることがありません。インナードライみたいな感じになってしまうので、極力控えたほうが良いと思います。
オイル:ミネラルオイル系
蝋:パラフィン・パラフィンワックス
また、保湿化粧品を選びたいのであればヒアルロン酸やNMF(天然保湿因子)・セラミドが配合されているものを選びたいところです。これらは、スキンケアにおいてはバツグンに良い成分ですので、覚えておきたい所ですね。
また、成分同士の吸収率や分子量の大きさも検討することはとても大切です。例えば、オールインワンジェルで保湿しています!と手軽で簡単にできる保湿は最近の流行りです。しかし、オールインワンジェルだと分子量の大きさの関係で、肌に入っていけない成分が出てくるので、保湿ということを考えると微妙です。
効果的な保湿スキンケアの手順を知りましょう
保湿の適正なケア方法は下記の通りです
このレベルで保湿を行っていないということは、圧倒的に量が少なくなってしまいます。ただし、スキンケア製品が粗悪なものだったりすると、ここまでの保湿を行ってしまうと、肌にとって悪い反応が起こってしまう
ちゃんとしたスキンケア製品を選ばないと逆効果
何度も言いますが、ちゃんとしたスキンケア製品を選ばないと、しっかりと量を使うスキンケアを行ったとしても効果がでなかったり、粗悪な製品によっては肌に対して悪影響が出てしまう可能性があります。
例えば、保湿成分が少し入っているから保湿化粧水と行っている化粧水ですが、ベースとなる基材がミネラルオイルなどの石油系であれば、肌の表面に膜を張ってしまうため保湿成分が入らなくなってしまい意味がありません。
このように、ちゃんとしたスキンケア製品を使っていないと、時間のかかるケア方法を行っても意味がなくなってしまうのです。