「記憶力が悪いな…」
「だるさが残る…」
イチョウは、原始時代のころから変わらない姿でいて、恐竜の時代からあったとされる、世界で最古の植物である。
イチョウは、ヨーロッパで販売数トップのハーブの薬であり、米国のトップ10の一つである。
昔から、イチョウの葉というのは用いられてきました。
初めて文章として出たのは、1712年にドイツのケンペルが著した書物にて発見されているほどです。
今回は若者に対するイチョウ葉エキスの若者向けの効果について解説したいと思います。
イチョウ葉エキスは世界75の国では薬?
イチョウ葉エキスは、世界75カ国で脳循環・脳機能改善薬
ただ、一方それ以外の国では医薬品としての認可はおりていないそうです。
日本やアメリカでは医薬品ではなくサプリメントとして?
その医薬品としての認可がおりていない代表的な国は、日本やアメリカです。
日本やアメリカでは、イチョウ葉エキスが医薬品ではなくサプリメントとして販売されています。
これは薬事法の成り立つが違うからと指摘されている点もあると言います
アメリカの一部は効果に反発している?
特に、アメリカでは最近の研究論文では「認知症対策には効果が無い」という風な論文も出ているため、
臨床データに対して疑問を呈するサイトもあるそうです。
イチョウ葉エキスの効果にするには?
イチョウ葉には多数のフラボノイドとギンコライドという成分が含有されているので、効果があると思いますが、ネット上の書き込みなどを見ると「イチョウ葉には効果がない」と書かれているところも散見されます。
サプリメントの広告はどれもそうですが、成分の効能を謳った広告だけを載せ、その食品自体のデータが掲載されていないということがあります。もちろん、サプリメントは日本で言えば食品ですから臨床データを掲載するのはNGです。
しかし、臨床データを掲載しないので、実際のデータをとらなくて良いため、効果がなくても問題ないのです。ここらへんのことについては「【サプリメントの選び方】副作用のない良質なサプリを選ぶ基準【薬の作り方から学ぶ】」で詳しく解説しています。
要するに、日本では、食品と扱われ、薬みたいに規制している法律がない=効果がなくても販売できるということなのです。
逆に海外のサプリメントなのに臨床が出ていないのは怖いですね…。
イチョウ葉のサプリを有効にするには下記のことが大切です。
- 抽出配合方法を確認する
- 血中濃度を意識した飲み方をする
- ギンコール酸の除去
それぞれ解説していきます
抽出・配合によって効果が違う
少し難しい話になりますが、イチョウ葉エキスは抽出・配合の仕方により効果が持続する時間が変化します。
例えば、フラボノイドとギンコライドの配合量を少し変えるだけで、1回8時間しか効果が持続しないものになってしまいます。
一方で抽出配合量を変えると1回12時間も効果が持続するものがあります。
また、ギンコライドもギンコライドA、ギンコライドB、ギンコライドCと種類があり、それをイチョウ葉の状態と同じように配合させてあげなければ、効果が弱くなります。
サプリメントではありますが、すり潰したり、濃縮して抽出するだけでなく、その抽出や配合にまで考えないとイチョウ葉エキスのサプリメントは無意味になります。
血中濃度を意識した飲み方をする
サプリメントは血中濃度を意識した飲み方をするほうが効果的です。
特にイチョウ葉エキスは血中にイチョウ葉エキスがない状態を作ってしまうと、血流がにぶくなってしまうので、意味がないとさえ言われています。
抽出方法や配合量によって、イチョウ葉エキスのサプリメントの効果の持続性は変化します。
例えば、1回で8時間しか効果が持続しないものであれば、朝・昼・晩と8時間ずつ飲まなければいけません。朝8時・夕方16時・夜24時と飲むことが理想的でしょう。
また、1回で12時間効果が持続するものであれば、朝8時・夜8時に飲めば良いでしょう。
このように、サプリメントを飲む場合には血中濃度を意識した飲み方が大切です。
ギンコール酸の除去は必須
普通にイチョウ葉をすりつぶすだけですと、イチョウ葉に含まれているギンコール酸が除去されておらず、ギンコ副作用で下痢、嘔吐などを起こす人もいるそうです。
当たり前ですが「自分で採ってきて煎じて飲む」という行為は絶対に行ってはいけない。
イチョウの葉の若者に対する効果は?
イチョウはの効果が無いのは抽出と配合量に問題があることを解説しました。
次にイチョウ葉にはどのような効果があるのでしょうか?
今回は若者の向けの効果について解説したいとおもいます。
毛細血管の血行がよくなる
イチョウ葉を摂取することにより、つぼまった血管を広げてくれる効果があります。
毛細血管の血行が良くなると、脳に血流が流れるため、記憶力向上に役に立つとも言われています。
また、首周りの血流も良くなるため、肩こりにも良いでしょう。
頭皮の血流が良くなれば、毛根に栄養素がちゃんと流れるようになるので脱毛にも効果的です。
冷え性の原因は血流の悪さですが、血流が良くなれば冷え性の改善にも繋がります。
さらに、男性器への血流も良くなるので、インポテンツ改善にも効果があります。
フラボノイドによる抗炎症作用
イチョウに含有されている、フラボノイドには、治癒効果の高い抗酸化物質も多く含有されています。
炎症や過剰な血小板の活動を抑えて血管を保護し、血管を広げ、血液をさらさらにして流れやすくする。
また、過剰な炎症を抑えフリーラジカルを抑制する物質を供給することで、病気や毒素によるダメージを治療しやすくする。
イチョウ葉エキスは選び方に注意が必要
イチョウ葉を摂取しようと思うとサプリメントで選ぶことになると思われますが、先述した通り、成分の配合比や抽出方法を間違えると意味のないものを摂取してしまうことになりかねません。
選び方に注意して、効果が高いものを選びましょう。
サプリメントを買う前におすすめの記事>>【サプリメントの選び方】副作用のない良質なサプリを選ぶ基準【薬の作り方から学ぶ】
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