妊娠中の子供に対しての責任は夫婦にあります。良く奥さんだけと言われますが、旦那さんの食事にも否応無く奥さんも付き合わなければいけないので、健康的な子供を産もうと考えた場合には、夫婦で生活習慣を正さなければいけません。
そんなことがわかるようなニュースが掲載されておりましたのでご紹介いたします。
妊娠中の高血圧は子供を肥満児に?
中国の研究によると、妊娠中に高血圧であると母体や赤ちゃんに多大なリスクを生じさせるようです。
研究では、88406組の膨大な母子のペアを追跡調査した研究によると4歳から7歳になる子供達を追跡調査したそうで、その調査によると、子供の10%が肥満である事がわかりました。
妊娠の第二期に血圧が上が140、下が90である場合に小児肥満のリスクは49%も増加するとのことです。
高血圧でない女性も日頃からのケアが大切?
アメリカの米国立衛生研究(NIH)によると、米国の女性の4%未満が妊娠中に高血圧になっていると言われています。
しかし、ケンブリッジ大学のポスドク研究者によると、高血圧でない大部分の女性も血圧が上昇する危機にさらされており、その子孫にとっての肥満リスクであると言われてます。
妊娠高血圧症という病気もある?
妊娠20週目から分娩後12週までに高血圧を発症した場合『妊娠高血圧症候群』という病気になります。この病気は妊婦さんの20人に1人がなる病気であり、赤ちゃんの発育に影響したり、最悪の場合、赤ちゃんはなくなってしまうそうです。
妊娠中の女性が血圧のケアを行うには?
妊娠中の女性が血圧のケアを行う方法として様々なことがあります。
オメガ3系を取りましょう
まずはオメガ3系をしっかりと接種しましょう。オメガ3系を接種することで血流がさらさらになり血圧の上昇を抑えます。
また、オメガ3系脂肪酸を適切に摂取することにより早産や低体重児の赤ちゃんが生まれる可能性を低くすることが出来るそうです。そして、生まれてきた子供が喘息になるリスクも防いでくれるとのことです。
1日2.4g(※)のオメガ-3系長鎖脂肪酸サプリメントを妊娠後期に飲み続けることで、生まれてきた子供のぜん息発症リスクは31%低下した。このサプリメントには、エイコサペンタエノイン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)が含まれていたとも言われています。
甘いものを控えましょう
そして甘いものをとることを控えましょう。チョコレートや砂糖といった甘いものは体内後の流れをドロドロにさせてしまうので血圧が上昇することにつながります。
このようにして妊娠中の高血圧を防ぐことにより、小児肥満を避けることが出来ます。