アミノ酸20種?必須9種と非必須11種の名称と役割まとめ!

アミノ酸20種?必須9種と非必須11種の名称と役割まとめ!

アミノ酸は聞いたことがある方は多いと思いますが、タンパク質の最小単位はアミノ酸であると言われてピンときますか?一体全体、アミノ酸とは何なのでしょうか?





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アミノ酸とは?

アミノ酸とは、タンパク質が体内の胃と小腸で分解されることで最小単位まで分解された物質のことです。そうやって取り込んだアミノ酸は、細胞内でタンパク質を作る際に材料として使われます。

アミノ酸がくっついてつながることを「ペプチド結合」と言います。ペプチドという言葉を聞いたことがある方もいるかもしれませんが、ペプチドというのはアミノ酸が複数個繋がった物質のことを言います。

つまり、タンパク質→ペプチド→アミノ酸という流れで分解されていくのです。

吸収されて分解されたアミノ酸ですが、材料として使われるまでは、各細胞にあるアミノ酸プールという場所にそれぞれ散って格納されます。

タンパク質→胃・小腸で分解→ペプチド→胃・小腸で分解→アミノ酸→各細胞のアミノ酸プール

細胞がタンパク質を作る際にアミノ酸プールからアミノ酸を持っていきアミノ酸を色々と結合することでタンパク質を構成していきます。

タンパク質はアミノ酸のくっつき方や作られ方によって名称が異なるのです。

マニアックな話ですが、つながったアミノ酸の数により呼び方が変わります。アミノ酸が2つ結合しているとジペプチド。アミノ酸が3つ結合しているとトリペプチド、アミノ酸が4つ結合しているとテトラペプチド、アミノ酸が多数くっついているとタンパク質と言いますが、またの名をポリペプチドと言うそうです。

アミノ酸の種類は20種類?

アミノ酸は20種類あります。20種類は下記になります。

この中で必須アミノ酸と呼ばれるものも9種類あります。昔は8種類と言われていましたが、これは昔、ヒスチジンが乳幼児にとっての必須アミノ酸だったのが、今では成人にも必須であると改定されたからです。

それぞれの役割も含めて簡潔にまとめてみました。

名称 必須・非必須 役割 備考
バリン 必須 筋肉修復
肝硬変改善
美肌
BCAA
ロイシン 必須 筋肉強化
肝機能向上
ストレス緩和
育毛
BCAA
イソロイシン 必須 疲労効果
成長促進
神経機能調整
糖尿病予防
肝機能を高める
髪や肌の健康
BCAA
リジン 必須 疲労回復
リパーゼ活発
育毛
スレオニン 必須 肝機能向上
セレンの運搬
ヒスタミン抑制
フェニルアラニン 必須 セロトニンの原料
活性酸素除去
気分を高揚
メチオニン 必須 肝機能向上
ヒスタミン抑制
うつ病改善
老化防止
育毛
ヒスチジン 必須 ヒスタミン前駆体 昔は乳幼児のみだったが、今は成人も必須アミノ酸になった
トリプトファン 必須 抗ストレス
快眠
美肌・冷え性・肥満改善
グルタミン 非必須 筋肉分解抑制
免疫力向上
傷の修復
成長ホルモン分泌促進
アスパラギン酸 非必須 疲労回復
エネルギー代謝促進
窒素代謝促進
尿の合成促進
グルタミン酸 非必須 利尿効果
脳活性化
脂肪の蓄積を抑える
美肌効果
血圧を下げる
アルギニン 非必須 成長ホルモン促進
性機能改善
疲労回復
乳幼児にとっては必須アミノ酸
アラニン 非必須 肝機能改善
持久力向上
美肌効果
プロリン 非必須 関節痛改善
美肌効果
脂肪を燃焼
コラーゲンの主要成分
システイン 非必須 肝機能改善
美白
グルタチオンの構成要素
アスパラギン 非必須 持久力向上
利尿作用
セリン 非必須 美肌
睡眠改善
アルツハイマー予防
脳を構成する神経細胞の材料
グリシン 非必須 睡眠改善
抗うつ
美肌
睡眠サプリとして売られる
血管を広げて血流を増やし
表面温度を上げて入眠に作用する
チロシン 非必須 成長ホルモン促進
慢性疲労症候群軽減
うつ改善
ドーパミンやノルアドレナリンの原料

アミノ酸を意識しよう

体は水分と脂質とタンパク質で出来ています。タンパク質は体の中の臓器やホルモンや骨だけでなく血液細胞であるヘモグロビン等の材料にもなります。タンパク質が不足してしまうと、そういった体の部品が上手くつくられなくなってしまいます。

タンパク質不足とはアミノ酸不足です。日々、アミノ酸を意識して積極的に摂っていきたいですね

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