膵臓とは?膵臓の性質・機能・効果と日頃からのケア方法をまとめてみた!  

膵臓とは?膵臓の性質・機能・効果と日頃からのケア方法をまとめてみた!  

生まれてからずっと共にしているものである臓器について知らない人はとても多くいます。今回は膵臓についてまとめてみました!

膵臓とは?

膵臓は胃の後ろにあり、膵液という消化酵素を含んだ液体を送ります。

膵臓の性質・機能・効果とは?

膵臓には2つの機能があります。外分泌部と内分泌部の機能です。膵臓の体積の95%以上は外分泌部が占めていると言われています。

膵液は外分泌部の分泌液で多くの消化酵素を含んでいます。糖質を分解するアミラーゼやタンパク質を分解するトリプシン、脂肪を分解するリパーゼなど多くの消化酵素を含んでいます。そして膵液の中には核酸を分解する酵素が含まれています。

内分泌部としての機能は、血糖を上げるのに必要なホルモンを分泌します。例えば、糖の代謝に必要なインスリンやグルカゴン、ソマトスタチンなどのホルモンを分泌するのです。インスリンは血糖を下げることで知られていますが、インスリンが十分に働き血糖が下がってしまったら、今度は血糖を上げるグルカゴンが分泌されて肝臓から糖を媒介にして血糖値を上げるのです。血液の血糖値をインスリンとグルカゴンを使用し膵臓が調節しているのです。

膵臓の性質・機能・効果をまとめると下記のとおりです

  • 外分泌部と内分泌部という機能を持っている
  • 外分泌部の機能である膵液は糖質分解(アミラーゼ)・たんぱく質分解(トリプシン)・脂肪を分解(リパーゼ)を持つ
  • 内分泌部はインスリンとグルカゴンを使って血糖を一定にしている

膵臓が十分にケアされていないと?

膵液は膵臓の中にいる間は不活性状態になっていますが、なんらかの原因により細胞内で活性化されてしまうと膵臓自体の自己消化をしてしまいます。これを急性すい炎と呼びます。

急性膵炎になると、周囲の組織も消化をしてしまうため、手がつけられない状態になるので注意が必要です。一般的な治療としては一切の飲食を禁止するのだとか。

アルコールを大量摂取することによって引き起こされるのは慢性膵炎です。慢性膵炎も膵臓の組織が破壊され、血糖を調節するホルモンや消化酵素が分泌されなくなるので、糖尿病の発症や消化不良などの体にとって大きなダメージを与えてしまうことになります。

また膵臓にもガンがあります。膵臓ガンは早期発見が難しく未だに治療法が確立していないと言われています。生存率も極めて低いガンです。スティーブ・ジョブズも膵臓ガンでなくなりましたよね。

基本的に膵臓に何かしらの問題が生じてしまうと、血糖値のコントロールが上手くいかないので血糖値が上昇➔糖尿病という流れになるそうです

膵臓のケアが不足すると起こる影響は下記のとおりです

  • 急性膵炎
  • 慢性膵炎
  • 膵臓がん
  • 糖尿病

膵臓を意識したケアがオススメな人は?

膵臓の疾患は早期発見が中々難しい病気ですので、気づいたら慢性的に傷んでいたということがあってもおかしくないです。

膵臓の日頃からのケア方法とは?

まず大量のアルコールを飲まないこと。長期間によるアルコールの過剰摂取はNGです。一般的にはビール瓶3本、ワインはボトル一本は飲み過ぎです。10年継続すると膵臓になにかしらの疾患が出てきます。週に3日以上で、1回1合以上を継続して飲んでいる人も注意が必要です。76%以上の人はそれにより膵臓の炎症が発症していると言われています。

LINKvol.51 「すい炎」の予防は食生活の改善で

あとは、日頃から暴飲暴食を控えることです。大量の食事の摂取は膵臓だけでなくすべての消化器官に負担をかけますので、暴飲暴食は控えましょう。また、肉類やデザートなどの脂肪分の多いものを食べすぎないほうがよいです。脂肪分が多いものはそれだけ膵臓の消化に負担をかけてしまいます。どうしても食べないといけないという方は一度に大量に摂取するのではなくて小分けに何度も摂取すると良いと思います。

膵臓に負担がかかるため塩分やスナック菓子、ファーストフードも避けれるなら避けたほうが良いと言われています。マヨネーズなどの脂肪分の多いものも避けたほうが良いでしょう

膵臓に良い栄養素は?

膵臓に良い栄養素を探していたら、膵炎に対する栄養的治療法を説明している論文がありましたので、かいつまんで参考程度に説明します。

膵臓をケアの前に必要なことは完全なる禁酒です。適正なカロリーを摂る必要がありますが血糖値の上昇を抑えないといけないので、1日に4〜8回くらいの食事を摂ることが望ましいと言われています。

タンパク質も1.0〜1.5g / kg必要ですが、動物性脂肪がたっぷりなものは良くないので、植物性の脂肪のもので摂ると良い。必要に応じて脂溶性ビタミンであるA、D、E、Kや、ビタミンB12を摂ると良いとも言われています。

LINKWorld J Gastroenterol. 2013 Nov 14; 19(42): 7267–7275. Published online 2013 Nov 14. doi: 10.3748/wjg.v19.i42.7267 PMCID: PMC3831208 PMID: 24259957 Nutrition in chronic pancreatitis

また、少ないデータではありますが、膵臓がんにおいてはオメガ3系を摂取することが良いというような論文もありますが…。病気のことはデリケートなことなので、お医者さんと相談しましょう。

LINKGastrointest Tumors. 2016 May; 2(4): 195–202. Published online 2016 Jan 8. doi: 10.1159/000442873 PMCID: PMC4924449 PMID: 27403414 Nutrition in Pancreatic Cancer: A Review

何度も言いますが、病気の方はお医者さんとちゃんと相談して下さいね。栄養的な観点から気にする方は自己責任でこういった点をケアしたほうが良いのではないでしょうか?

膵臓まとめ

  • 膵臓は糖質・脂質・タンパク質を消化する酵素を持っている
  • 血糖値の上下の調節も膵臓が行う
  • 膵臓をケアするコツは控えめな生活をすること

医者がなりたくない病気の1位は膵臓がんと言われています。膵臓がんが一番痛いのだそうです。一回膵臓がんになってからの5年生存率も低めですので、控えめな生活を意識して過ごしていきたいですね。

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