善玉?悪玉?コレステロールの種類と4つの働き?

善玉?悪玉?コレステロールの種類と4つの働き?

コレステロールと聞くと、どういうイメージをお持ちでしょうか?「コレステロールが上がると病気に近づくよね」「コレステロールって良くないよね?」

と言う感じで、コレステロールと聞くと、コレステロール=体内で害をなす=悪者という風にお考えではないでしょうか?

実は、コレステロールは悪ではないのです

悪玉コレステロールなんて、そのままの状態でいれば悪い影響は無いです。いわばグレる前の状態なんですね。

今回はそんなコレステロールの種類と働きについてご説明したいと思います。



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善玉?悪玉?コレステロールの種類って何?

コレステロールには2種類あって善玉のコレステロールと悪玉のコレステロールがあります。しかしながら、悪玉だからといって悪であると言うわけでもないんです。善玉・悪玉の違いとは何でしょうか?

善玉コレステロールって何?

善玉コレステロールは、HDLとも呼ばれています。これは、ハイデンシティリポプロテインの略になります。

プロテインということはこの言葉からもわかりますが、このハイというのは、コレステロールに比べてタンパク質の比重が多いということを指します。

コレステロールは肝臓で作られます。善玉コレステロールは、肝臓で作られたコレステロールを肝臓に戻す役割を担っています。

身体中に散らばってしまったコレステロールを肝臓に戻すということですから、お片づけをするコレステロールと覚えておくと良いと思います。善い人ですから、善玉ですよね。

悪玉コレストレロールって何?

善玉コレステロールがお片づけをするコレステロールということは、悪玉コレステロールはやっぱり悪いイメージがあるといえばそうでもありません。

悪玉コレステロールとは、LDLと呼ばれます。ロウデンシティリポプロテインの略です。こちらもプロテインということで、タンパク質ということは言葉からわかりますが、ロウというのは、コレステロールに比べてタンパク質の比重が少ないということを指します。

悪玉コレステロールとは、肝臓で作られたコレステロールを末端組織に運ぶという役割をしています。コレステロールを身体中に散らばらせるということをしますから、散らかす=悪い人だから、悪玉というイメージがありますが、後述するコレステロールの4つの働きがわかることで、「悪玉コレステロールがなかったらダメじゃん」って思うことができるはずで。

散らかすという意味では悪いんだけど、必要悪?ちょっぴりつっぱりだけど優しさを持ち合わせているのが、悪玉コレステロールですので、優しいヤンキーみたいなイメージですね。

善玉・悪玉の違いをまとめてみた

善玉と悪玉の違いを表にまとめると下記のような感じです。

役割 お片づけ
善玉 肝臓で作られたコレステロールを肝臓に戻す
悪玉 肝臓で作られたコレストレールを末端組織に運ぶ ×

イメージとして考えますと、悪玉が散らかし、善玉は自分で片付けるようなイメージ。

コレステロール4つの働きとは?

コレステロールと聞くと悪いイメージがあると思われるかもしれませんが、実は体内にはコレステロールが不可欠なのです。それではコレステロールの4つの働きを見てみましょう。

コレステロールは細胞膜の材料?

体の中に細胞は60兆個あります。コレステロールは体の中に60兆ある細胞にとって、なくてはならない細胞膜の材料の一つになります。コレステロールは溶けにくいので、細胞膜として細胞の中の水を勝手に出入りできないようにします。

細胞膜というのは、細胞の中の環境を保ち細胞外からのシグナルを受け取るといった、体にとって非常に重要な役割を担います。

もしも細胞膜の状態が悪く、細胞間の神経伝達物質の交換が上手くいかないと、精神的に不調が出てしまいます。これをうつ病と呼びます。つまり、コレステロール不足はうつ病の原因とも呼ばれています。

またコレステロールの低下により、細胞膜の材料が不足することにより、免疫機能が低下。脳出血も多くなるそうです。

コレステロールはホルモンを作る?

コレステロールは副腎皮質ホルモンや性ホルモンと言う人間が生きる上でなくてならないホルモンの構成材料となります。

副腎皮質ホルモンが不足するとどうなるのでしょうか?下記にまとめてみました。

  • 元気が無くなる
  • 疲れやすくなる
  • また食欲が落ちる

性ホルモンが不足をするとどうなるのでしょうか?下記にまとめてみました。

  • 男性らしさ
  • 女性らしさが失われる

特に、女性特有の問題として更年期障害がありますが、その時にもコレステロールが十分にあれば症状が軽くなると言われています。

不妊治療などに来る女性は、女性ホルモンの分泌に問題がある場合があり、ここでも検査の結果「コレステロール」が低いという場合が多いのだそうです。

コレステロールは胆汁酸の構成材料

また、コレステロールは胆汁酸の構成材料になります。胆汁酸は脂肪やビタミンの消化吸収を助けます

動脈硬化の問題とも言われているの胆汁酸の出し過ぎは注意が必要ですが、それでもコレステロールが適量になければ、人間は生きていけなくなってしまうのです。

コレステロールはストレス耐性ホルモンを作る

コレステロールはストレス耐性のステロイドホルモンを作り出す材料にもなります。

そして、ステロイドホルモンのほうが、性ホルモンよりも優先順位が高く作られてしまうのです。

ストレスに晒された毎日を続けていると、性ホルモンの分泌を減らし、ステロイドホルモンを多く分泌するようになる。

その結果、男性らしく、女性らしく生きることが難しくなるのです。

また、ホルモン剤を打たれると、生態機能が停止するそうなので、注意が必要です。これは、ホルモン剤を打たれることで、体が誤解し、ホルモンを分泌しなくても良いと判断して作られなくなるのだそうです。

では、ホルモン剤を止めれば解決するの?という疑問が生まれそうですが、そう簡単ではありません。

ホルモン剤で性巣でのホルモン分泌が妨げられた結果、その機能が低下してしまうため、止めるタイミングが難しいそうです。

いかがでしたでしょうか?

コレステロールの有用性には気づいていただけたと思います。

 

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