セラミドがアトピー性皮膚炎に効果的な理由【アトピーの原因解説】

セラミドがアトピー性皮膚炎に効果的な理由とは 美容

「アトピー性皮膚炎にセラミドって効果あるの…」

「アトピーの原因ってなに?なぜセラミドが効果あるの?」

アトピー性皮膚炎って辛いですよね。

アトピー性皮膚炎は一度収まったと思っても季節の変わり目になるとでてきます。

寝ている時にひっかいてしまって悪化することもあるでしょう。

外食が続いてアトピーになってしまう人もいます。

内側からのケアもアトピーには効果的ですが、外側からのケアもアトピーには効果的です。

外側からのケアで代表的なのがステロイドやセラミドでしょう。肌本来の力を強めるのに一番有効なのはセラミドなんです。

今回はセラミドがアトピーに良い理由をアトピーの原因から解説します。

アトピー性皮膚炎の原因はセラミド不足と言われていました。

アトピー性皮膚炎に関する研究の歴史を見てみましょう。

  • 1980年代にはアトピー性皮膚炎はアレルギー性疾患として認識
  • 1991年にセラミド不足によるバリア機能の低下が指摘
  • 1990年からステロイドパッシング発生
  • 1999年厚生科学研究班による研究・2000年日本皮膚科学学会によるガイドラインでバリア機能とアレルギーの両面が関与していると指摘
  • 2006年にフィラグリン遺伝子変異が重要な発症因子とされた

参考:皮膚バリア機能からみたアトピー性皮膚炎の治療

フィラグリンという言葉が聞き慣れないかもしれませんが、簡単に言えば、フィラグリンは角層細胞を強固にし、皮膚の保湿を司る重要なタンパク質です。

角層の内側の顆粒層は3層に分かれており、フィラグリンは2層目に存在します。

  • 1層目:角質細胞間脂質。50%はセラミド
  • 2層目:タイトジャンクションで主要な構成成分がプロフィラグリン

フィラグリンについては下記のように説明されています。

フィラグリンはケラチン繊維凝縮し強くする。さらに角層最上層ではアミノ酸にまで分解され、このアミノ酸およびその代謝産物は一般に天然保湿因子と呼ばれ,角層の保湿に関与すると考えられている。

参考:皮膚バリア機能からみたアトピー性皮膚炎の治療

フィラグリンの話が多くなっちゃったけど、セラミドの方が有効な説明をこの後してきますからね!

アトピー性皮膚炎の原因はセラミド・フィラグリン・アレルギー

アトピーの原因は下記の3つです

  • アレルギー性疾患が原因:内側
  • セラミド不足によるバリア機能の低下:角層のバリアが低下
  • フィラグリン遺伝子変異による角質層が弱くなること:角層自体を強くする

アトピー性皮膚炎のセラミド・フィラグリン・アレルギーの対策は?

アトピー性皮膚炎のセラミド・フィラグリン・アレルギーの対策をまとめてみました。

セラミドのケアはセラミド配合の化粧品を使うこと

セラミドが少ない人はセラミドを増やすように心がけましょう。

セラミドの増やし方は下記のとおりです。

  • セラミド配合の化粧品を使う
  • 栄養バランスを整える
  • 十分な睡眠を取る

フィラグリンの対策もセラミドを塗ること

「フィラグリンって遺伝子だよね?遺伝子ってなおすことができるの?」

残念ながら、フィラグリンの遺伝子変異についてなおすことは難しいです。しかし、フィラグリンの遺伝子変異があっても、セラミドを塗ることでアトピーの発症を抑えられます。

フィラグリンが変異していても皮膚バリア機能に関して水分補給を行ったり、保湿を行ったりすれば、通常発症率30-50%のアトピー性皮膚炎発症ハイリスク群乳児でも15%の発症に抑えられた

参考:皮膚バリア機能からみたアトピー性皮膚炎の治療

つまり、フィラグリンの遺伝子変異があり、はじめからアトピーになりやすい性質を持った人でも、セラミドを使用した保湿を十分に行うことができれば、アトピーの発症を抑えることが可能なのです。

さらに、アレルギー対策も行ったり、炎症対策も行ったりすれば、アトピーの発症の可能性をかなり抑えられるでしょう。

遺伝子についてはどうしようもないから、セラミドなどで肌を保湿して発症を抑えようってことですね!

「ワセリンはどうなの?」と思うかもしれませが、ワセリンも悪くはありません。

ただ、ワセリンは十分な保湿能力を持っていませんので、肌本来のバリア機能を高めることには不向きです。

また、ワセリンを使いすぎてしまうと、肌が保湿成分を出さなくても良いと誤解してしまい、肌本来の保湿力がどんどん弱くなってしまいます。

ワセリンは、バリア機能を補正する観点から考えたら有用ですが、ワセリンだけに頼ることはせずに、保湿剤との併用を心がけたい所です。

保湿について知ることはアトピー性皮膚炎の対策にもなるのです。保湿は肌のトラブルにも対応できるので、スキンケアをする上では正しい保湿の方法を絶対に知っておくべき!

>>保湿のやり方まとめ!シンプルで保湿効果抜群のスキンケア方法とは?

アレルギー対策は炎症対策もセットに

1980年代のアトピーの原因はアレルギー性疾患だとされていました。

現代でもアトピーは外側からのケアと内側からのケアが大切だとも言われています。

腸内環境が改善することでアレルギーが軽減する

アレルギー疾患の原因は免疫システムがうまく機能しないことです。詳細に言えば、Th1ではなくTh2が優位になっていることから、体内の免疫システムが過剰な炎症反応を起こしていることが原因なのです。

乳酸菌などの善玉菌と呼ばれるグラム陽性菌を取ることで体内のTh1とTh2のバランスを調整することができればアレルギーが収まったという研究もあります。

参考:腸内フローラの構成と機能をめぐる新たな展開

※グラム陽性菌=乳酸菌です。

参考:乳酸菌の分類と性質

つまり、乳酸菌をとって腸内環境を整えればアレルギーに対応できるのです。

起こってしまった炎症はオメガ3系脂肪酸とステロイドで

起こってしまった炎症については、ステロイド軟膏を塗り炎症を抑えることができます。

ただし、ステロイド軟膏は細胞のミトコンドリアにも悪影響があり、使い続けていると副作用がでる可能性があるので、気をつけた方が良いでしょう。

また、起こってしまった炎症を内側から抑えるにはオメガ3系が効果的です。

魚油などに含まれるオメガ3系脂肪酸炎症を抑える効果があります。

>>【オメガ3系】オメガ3系脂肪酸の役割と不足時の影響まとめ

アトピー性皮膚炎の人はでセラミドを補給はマスト!

対策をいろいろと解説しましたが、一番簡単な対策はセラミドを補給することでしょう。

セラミドのサプリメントも効果があるとは言われていますが、セラミドがどのような働きで合成されていくのか、その過程はまだ明らかになっていません。

セラミドを補給するなら外側からセラミド入りの化粧水や美容液を使って補給するのが一番です。

さらに、余裕があれば腸内環境を良くすることや、オメガ3系脂肪酸をとって炎症を抑えるように働きかけたいですね。

いずれにしても、アトピー性皮膚炎の人はセラミドで補うのが最初の一歩でしょう!

まずは、セラミド入りの化粧水や乳液を使って対処しましょう。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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