腎臓がなくなると血液が綺麗にならず、汚い体のままになってしまう、生命を維持することができなくなってしまう。
そんなに大切な腎臓なのにも関わらず、腎臓をケアしない人が本当に多い。
そんな腎臓についてまとめてみました
腎臓の役割
腎臓の役割を一言で言えば、健康な状態に保つと言えます。
老廃物を体から排出する
腎臓に送られた血液をろ過、老廃物や水分を尿として排出。体内の老廃物は便と尿から98%。汗からは2%しかでしかありません。
ちなみに、肝臓は主に有害物質の除去をしますが、腎臓は主に血液のろ過というイメージが強いです。
血圧の調整
腎臓では、塩分と水分量を調整することにより血圧の調整もしています。
血圧を維持するホルモンも分泌するので、血圧が低下しているときに血圧を上昇させます。この結果、高血圧になると腎臓に負担がかかるので、腎臓が悪くなるのです。
血液を作る
腎臓から造血ホルモンを分泌して骨髄で血液が作られるようにすることも腎臓の役割です。
体液のバランス調整
尿の濃さで体液の調整を行います。腎臓が悪くなると、体液量を上手く調整することができなくなってしまうので、体のむくみにつながります。このむくみが全身の悪影響にもつながっていきます。
骨を強化する
腎臓は、ビタミンDを活性化してカルシウムの吸収を促し骨を強化します。骨を強化するのには数多くの臓器が関わっていると言われます。腎機能が低下すると、ビタミンDが活性化されなくなるので、骨が弱くなるのです。
腎臓以外で血圧を調整すると良くない?
高血圧の人は理由があって血圧が高くなっています。それにもかかわらず、腎臓の機能を改善して血圧を下げようとするのではなく、薬を用いて血圧を下げると、理由を無視して強制的に血圧を下げてしまうのです。
血圧を下げる薬で認知症が増える?
血圧が上がる最大の理由は血管が詰まったりドロドロになっているから、血圧を上げないと全身に血流が回らないということです。そういった理由があって血圧が上がっているのにもかかわらず、血圧を下げてしまうので、全身に血液が行かなくなり、影響が出ます。
中でも、心臓から一番遠いところに被害が出はじめます。それは脳です。
脳に血流が十分に行かなくなるということは、栄養が十分に行かないということです。だから認知症の割合が増加していきます。
腎臓が悪くなると…
腎臓は一度悪くなったら二度と戻らないとも言われており、その時にお医者さんから進められるのは人工透析です。
人工透析って?
人工透析とは、腎臓が行っていたことを外部で行うということです。従って、血液を一旦外部に出し、ろ過機を通してろ過してから、また体の中に血を戻すということです。
一度人工透析を受けたら一生受け続けないといけません。
人工透析はほとんど補助金が出る。
一人あたり年間500万円くらいは補助してくれるので、患者負担は一回40万円くらいの透析であっても1万円くらいで済んでしまう
腎臓のケアの方法とは?
一度悪くなってしまったら二度ともとには戻らないと言われている腎臓。日頃からのケアが大切になりますが、一体どういったケアが必要になるのでしょうか?
ビタミンとミネラル
慢性腎不全や腎機能障害も元を正していけば、腎臓の炎症から発展したものといえます。腎臓の炎症から発展したものであるならば、炎症に対応できる栄養素である、ビタミン・ミネラルが効果的です。
中でもビタミンCは炎症にはとても良いので、積極的に取るようにしましょう。
オメガ3系
オメガ3系にも炎症を抑える効果があります。オメガ3系については下記の記事を参照してください。
肝臓のケア
体の解毒作用を行う別の臓器である肝臓をケアすることにより、毒素を分解する力が上がれば、血流の中に毒素が混ざる可能性が少なくなるので、腎臓の負担を軽減することができます。
肝臓のケアでおすすめなのは下記のリンクをご覧ください。
腸のケア
腸をケアすることにより、腸に溜まってしまった宿便を排出することができるので、腸から血液に毒素が流れることがなくなります。腸をケアするには、食物繊維を取ることがおすすめです。