体の中で一番流れているものは何でしょうか?それは血液です。
今回は血液の役割と、血液をケアすることによって生じるメリットについてまとめてみました。
血液の役割は?
血液の役割とは、一言で言えば運び屋のイメージです。では何を運ぶのでしょうか?
酸素を運搬する
酸素を運搬する物質が皆さん文字通りヘモグロビンです。ヘモグロビンが赤いのは酸素と結び地ているからだとも言われています。酸素が結びつかなくなると青白くなる。
ボクサーがボディを受けると酸素欠乏状態であるチアノーゼと呼ばれる状態になります。この時に顔が青白くなるのは、ヘモグロビンに酸素が結合していないからだと思われます。
この酸素を運搬するというのは赤血球のヘモグロビンが主に行います。
栄養を運搬する
食事で取り入れた栄養素や体内で作られたホルモンやミネラルなどを全身に運ぶ役割も血液が行います。血液の流れが悪くなり、血流が全身に行き渡らなくなると、全身に栄誉がいかなくなるといことですから、様々な弊害がおこるのです。
栄養の運搬は血液の中の血漿が行います。
老廃物を運搬する
体内で代謝した後や、もう不要になった老廃物を運ぶのも血液の役割です。例えば、二酸化炭素を運んだりします。
老廃物を運搬する役割も血漿が行います。
血漿は牛乳の配達員みたいなものです。必要なところには牛乳(栄養)をいれて、空いた牛乳瓶(老廃物)を回収するのに似ています。
出血を止める
血が出てしまった時に瘡蓋となったりして、出血を止める役割も実は血液が行っています。これは、血小板が行っています。
細菌やウイルスから体を守る
肌が傷つくと、細菌やウイルスが直接入ってきます。そんなときに細菌やウイルスから体を守るのも、血液が行います。これは、血液の中の白血球が行うのです。
血液は骨髄で作られる?
定説では、血液は骨髄で作られるとも言われておりますが、最近の説では、血液は腸でも作られるという説もあります。
東洋医学では血の汚れが万秒の元とする説がある?
血液をケアするという観点は多くの人にはないかもしれませんが、東洋医学では万病一元というすべての病気の原因は一つであるという思想があり、それが瘀血(おけつ)という血の汚れのことをいいます。
つまり、血液の汚れはすべての病気の原因とも言われているのです。
流石に、それは言い過ぎ‥と思われるかもしれませんが、血液のケアの方法を調べていくと、血液をケアする方法は生活習慣病を予防することにつながることが多かったので、ぜひ普段の生活に取り入れていただければと思います。
血液をケアする方法は?
血液をケアするとは、血流を良くして、血の汚れを解消する方法です。下記にまとめてみました。
体温を下げない
体温が下がってしまうと血の流れが鈍くなりますので、体温は高い温度で保っておくことが大切です。また、高い体温を保つことは免疫力の向上にもつながりますので、オススメです。
体温を温めるには、以下の方法が効果的
- 物理的に温める
- 筋肉は体内で熱を発生させるので、筋肉を増やす
- 生姜など体を温めるものを摂取する
砂糖をとらない
砂糖は血液をドロドロにしてしまうと言われています。それでも砂糖をとりたければ、黒糖を取るほうが良いでしょう。
中でも白砂糖はやめたほうが良いです。白砂糖は甜菜等を漂白して、ミネラルと食物繊維をとってしまったものです。そのため、食べ物として消化さずに、一気に血液にいってしまうので、血液を参加させてしまい、ドロドロにさせてしまうそうです。
オメガ3系を取る
オメガ3系には血液をサラサラにする効果がありますので、ぜひ積極的に取っていきましょう。
霊芝を摂取する
霊芝は、赤血球がくっついてしまうことを抑える効果があり、血液の粘土を改善する効果があります。
食べすぎを控える
代謝されずに残った糖分が血の汚れの原因になるとも言われているので、腹八分目を心がける
骨の歪みを作らない
骨が歪んでいると通るべきところに血液が通らないので、骨の歪みを作らないほうが良いとも言われています。日頃の姿勢も大切です。
コリを作らない
肩コリなどのコリは疲労物質である乳酸が増加することにより生じます。乳酸を増加させないことが大切です。
油の種類に気をつける
動物性の脂肪の中でも、魚ではなく肉類中心の生活をしているひとは血液が汚れてしまいます。
体内にとっての異物を控える
各種化学合成品や添加物などの人体にとって異物となるものや、人体にとって有害なものを控えましょう。