HELTHというサイトより、マグネシウム欠乏症の記事がありましたので、ご紹介いたします。
引用:What You Should Know About Magnesium Deficiency Before Taking a Supplement
この記事のタイトルを意訳すると、マグネシウムのサプリメントを摂取する前にマグネシウム欠乏症について知ることが重要だということです。
では、具他的に、マグネシウムとは何であり、いったい欠乏症とは何かをしたの記事で詳しく説明いたします。
そもそもマグネシウムとは?
マグネシウムとは、体の中で300種類以上の酵素がマグネシウムを必要とし、カルシウムとマグネシウムのバランスが大事です。尿からも出てきますので、おしっこの頻度が多い人はよりマグネシウムを取る必要があり、ストレスでもマグネシウムを消耗いたします。
マグネシウムが不足するというのはこれらの酵素が正常に機能しないことになりますから、数多くの害を体に与えてしまうのです。
また、現在の日本人の生活は欧米化によって、マグネシウムが不足するようです。このマグネシウムの慢性的な不足は糖尿病を引き起こしやすくなるとも言われています。
マグネシウムについては、以前記事を書きました、マグネシウム リラックスもご覧下さい。
マグネシウム欠乏症の具体的な害とは?
下記のような症状も報告されているそうです。意外と害がありますので、きっちりと量を摂取することをお勧めいたします。
- 疲労
- ガン・廊下・糖尿病
- 不安感・気分が滅入る
- ストレス
- 骨粗しょう症
- 高血圧
- 筋肉痛
- 嘔吐・吐き気・食欲不振
- 動脈硬化
- 心臓発作
- 喘息・気管支炎
マグネシウムが不足すると、神経や筋肉の伝達が悪くなるので、足がつります。また、上述したように糖尿病にもなりやすいそうです。体内で自然にインスリンを作るにはマグネシウムが必要なので、マグネシウムを取ると良いのだそうです。
※マグネシウムは偏頭痛やPMSから助けて居くれるという。
偏頭痛の場合は、1日に600mgのマグネシウムを摂取することによって、ある程度の偏頭痛が緩和されるといわれます。PMS(月経前症候群)の場合は、マグネシウムを多めにとるようにすると改善したとも言います。
マグネシウム欠乏症を避けるためのマグネシウムの大量摂取は危険
マグネシウムは過剰摂取しても健康障害が起こったという報告は無いですが、過剰摂取は下痢・尿として排泄されるようです。そのため、上限量は、成人350mgと定めらているのだそうです。
しかし、平成25年度国民健康・栄養調査では、男性は255mg・女性は225mgを摂取しているそうです。
食生活の欧米化により、マグネシウムの摂取量は年々減っていると思われます。意識的に摂取していかないと、慢性的なマグネシウム不足になることは目に見えています。
日本とアメリカのマグネシウム推奨量の違い
日本での上限量は、350mgとご説明いたしましたが、一方で米国の著名な研究者が提示する推奨量は、300mgから750mgと言われています。
日本の厚生労働省が出している、推奨量は、「この栄養を下回ると欠乏症になる恐れがある」というものを提示しているものだと言われていますので、注意が必要です。