キノアという成分を知っていますか?このキノアという成分は美肌にも毛髪にも良いと言われている。いわゆるスーパーフルーツに分類される成分となります。
今回はキノアという栄養成分についてご紹介いたします。
キノアってなに?
キノアとはよくお米の代わりに食べられるもので、コロンビアやアルゼンチンやアンデス高原地方においては主食として食べられています。インカ帝国の時代から栽培されているのだそうです
一般的な通名はキヌアですが、学術名称ではキノアになっています。
2013年には国連で国際キノア年としてキノアに注目も集まりました。
引用:2013年は国際キノア年:優れた栄養価の穀物「キノア」に世界が注目
またNASAもキノアは完全食に近いということを述べているなど、その高い栄養価には色々なところで注目を集めています。
キノアはコラーゲンとエラスチンの合成を助ける
キノアには必須アミノ酸の一つであるリジンが含まれています。
このリジンは身体では合成することができませんので、食生活によって補給しなければいけません。
ある皮膚科医はリジンについては、コラーゲンとエラスチンの合成を助けるものと言っています。
キノアはフリーラジカルを中和する
キノアにはフリーラジカルを中和するビタミンEが含まれているので、日光や環境汚染などの刺激で起こるフリーラジカルを無毒化してくれます。
フリーラジカルを放っておいてしまうとコラーゲンを損傷してしまうので、皮膚のシワの原因になったり、毛髪でいえば切れ毛になってしまうでしょう。
理論的にはキノアはコラーゲン合成を刺激するので、キノアが損傷した皮膚を回復させる効果があるかもしれないとある皮膚科医の先生はおっしゃっています。
これは、真皮の中にアミノ酸やペプチドが入っていくと、皮膚を傷つけてコラーゲンが壊れていると考えて、そこを修復し新しいコラーゲンを作り出すというメカニズムがあるからだそうです。
キノアを使うと美白になる?
キノアにはメラニンの沈着を減少させるビタミンBが含まれているので、メラニンの沈着を減少すると言われています。
ビタミンB群の中でもビタミンB12は他のビタミンと相互作用することにより、メラニンの生成を調節します。
さらにビタミンB3であるナイアシンアミドも多く含有しているので、ニキビを治療することも可能だそうです。ビタミンB3は皮膚のバリアを修復して刺激や感想を抑えるので、ナイアシンアミドはとても良い美肌のための栄養素ということになります。
また、キノアはチロシナーゼ抑制する酵素も入っているため、色素沈着を減少させるというダブルの効果があります。
キノアの殻は古い角質を取るのに最適?
これは別にキノアではなくクルミでも良いと思いますが、キノアは皮膚をさないほど滑らかで安全に古くなった角質を取り除くことができます。
ペルーやボリビアやチリなどのアンデス諸国の女性はよく古い角質を剥がすために穀物を使って洗顔をしていると言われています。
キノアにはビタミンAが含まれている?
キノアにはビタミンAが含まれているので、時間の経過とともにコラーゲンを産出させる効果もあります。
またビタミンB2も含まれているため、肌の弾力性を維持することも出来るのだと言います。毛髪に対しても、髪を綺麗にサラサラにして、太い髪に仕上げることが出来るのでしょう
キノアは育毛にも効果が高い
こう行った栄養価が高く、スーパーフルーツとして知られているキノアですから、キノアの中に毛髪に必要な栄養成分が全て入っています。育毛に必要な栄養素とは、必須アミノ酸(髪の毛の材料になる)とビタミン(葉酸などのビタミンB群は髪の生育をサポートする)とミネラル(亜鉛は発毛を促進する)です。
欧米の健康食品愛好家らに最も良く知られているキヌアは、専門家らによると、栄養価が非常に高く、グルテンフリーで、必須アミノ酸、食物繊維、ビタミン、ミネラルなどを豊富に含んでいるという。
このようにキノアは美肌にも育毛にも良いとされていますので、皆さんも普段から髪に使うワックスやヘアトリートメント剤なんかにはキノアが入っているものを選ばれたりすると良いのかもしれません。