「抜け毛がふえた」
「歳をとってから元気がでない…」
男性ホルモンのバランスが崩れるとどうなるか知らない方は多いです。
あなたが、年齢とともに脱毛が増え、性欲が衰えているなど元気がでていないと感じている悩みは、大体が男性ホルモンの乱れが原因かも知れません。
事実、現代人は規則正しい生活を送ることが難しく、男性ホルモンが乱れている人がたくさんいます。
男性ホルモンを整えることができれば下記のようなメリットがあるでしょう。
- 筋肉がつきやすくなる
- 体毛が生える(脱毛は
- 性欲が湧く
- ストレス耐性が上がる
- 闘争心が出る
今回は男性ホルモンの乱れを整える方法で男性の悩みを解決したいと思います!
男性ホルモンって?
男性ホルモンとは、精巣や睾丸から出る男性特有のホルモンです。アンドロゲンと呼ばれるものです。
男性ホルモンの役割は?
男性ホルモンの役割は下記のようなものを引き起こすと言われています。
- 筋肉の増強
- 体毛の増加
- 性欲の亢進
- 男性器の発達
- 声の変化
- 第二次性徴
一方で男性ホルモンは男性型脱毛症(いわゆるハゲ)を引き起こすとも言われていますが、男性ホルモンを抑えてしまうと、色々なデメリットがあるので、個人的にはバランスを整える方がオススメです。
男性ホルモンでハゲになるメカニズムは後述しますが、ノコギリヤシなどを使うことによって進行を抑えることも可能だと言われています。(個人差があると思うので、絶対的に抑えたいならAGAの専門家に相談しましょう)
男性ホルモンの種類って?
男性ホルモンを細かく分けると主に7種類のホルモンに分けることが出来ます。
テストステロン
「モテ」ホルモンとも呼ばれているテストステロンは、アンドロゲンの一種であり、アンドロゲンの95%はテストステロンであると言われている。分泌量は20代をピークに減少していきます。
闘争本能や性衝動を呼び起こすだけではなく、筋肉質な身体にするといった効果もあります。
高テストステロンは平均収入が高めだとも言われており、女性はテストステロンが多い人に惹かれると言ったデータもあります。
テストステロンの原料はコレステロールです。コレステロールに色々と酵素が働くことによって、複雑なステップの後に産出されます。
ジヒドロテストステロン
ジヒドロテストステロンは胎児の時と成人してからで効果が変わってきます。胎児のときはジヒドロテストステロンの働きにより、男性器が成長し男の子として成長するのです。
成人してからは、テストステロンが5αリダクターゼの影響を受けることにより、ジヒドロテストステロンに変化します。
また、テストステロンは下記のようなことを引き起こすと言われています。
- 男性型の脱毛症
- 体毛を濃くする
- ニキビ
- 前立腺肥大症
ジヒドロテストステロンを抑制するノコギリヤシがおすすめです。「ノコギリヤシは薄毛・頻尿・前立腺に効果的?男性の強い味方のノコギリヤシの効果と副作用まとめ!」でも解説していますが、ノコギリヤシはAGAの薬などにも使われている成分で、有効成分が薬にも認定されています。
ただ、ノコギリヤシは脂肪酸の抽出料や抽出方法によっても効果がまちまちになるので、そちらも気をつけたほうが良いでしょう。心配ならAGAの専門家に相談することがオススメです。
デヒドロエピアンドロステロン(DHEA)
副腎や性腺で作られる男性ホルモンの一種です。
テストステロンの約5%がデヒドロエピアンドロステロンだと言われています。
女性にとっては、後述するアンドロステンジオンと共に主要なアンドロゲンだと言われています。
分泌量は20代でピークを迎え、その後急速に減少し、40代では半分に、80代ではほとんど分泌しなくなります。
デヒドロエピアンドロステロンは副腎で合成された後に、テストステロンやエストロゲンという性ホルモンに転換されます。
老化予防だけでなく、糖尿病やパーキンソン病、アルツハイマー、免疫不全、うつなんかにも効果的なホルモンであると言われている。
アンドロステロン
テストステロンとデヒドロエピアンドロステロンとアンドロステジオンが5αリダクターゼを受けると、アンドロステロンに変化します。
テストステロンなどの最終代謝産物として生成され、尿中に排泄される男性ホルモンの一種です。男性では副腎と睾丸に前駆体がありますが、女性では副腎のみに前駆体があります。
アンドロステンジオン
男性は胸が大きくなる。女性は毛深くなると言った副作用がある。男性ホルモンであるテストステロンを誘導する効果があるホルモンです。
アメリカでは昔、サミーソーサとマグワイアがホームラン王を競った時に、マグワイアが筋肉増強剤を使ってましたが、その際に使ったのがこのアンドロステンジオンとい男性ホルモンだったそうです。
アンドロステンジオンという一種の「筋肉増強剤」を使用していたことを認めている。この薬物は、現在大リーグでは禁止されていないが、米国政府がこれを不法な「ステロイド剤」に分類しようという動きがある。
黄体化ホルモン
黄体化ホルモンの効果により、睾丸の間質細胞の精子の形成などに効果がある。生殖線の働きを調節する
卵胞刺激ホルモン
卵胞刺激ホルモンは睾丸の精細管の精子の形成などに効果がある
男性ホルモンのバランスが崩れると?
男性ホルモンのバランスが崩れると男性が男性らしくなくなります。
- 筋力低下
- 脱毛
- 性欲が減退
- 妊娠に関しても影響
- 闘争心や競争心の減少
- ストレス耐性が減少する
男性ホルモンのバランスは崩れないようにしたいものですね…。
男性ホルモンのバランスを崩さない為には?
男性ホルモンのバランスを崩さないためにはどうすれば良いのでしょうか?もちろん、生活習慣は大切ですので、ストレスを溜めないこと、よく眠ること、運動することは大切です。
そしてそれと同じように大切なのはちゃんとした栄養を取ることです。
男性ホルモンの95%はテストステロンであり、そのテストステロンは下記の式で産出されると記載しました
その酵素は何で出来ているのかというと、ほとんどがタンパク質でできています。タンパク質を分解していくと、最終的にアミノ酸になります。
また、アミノ酸だけ摂取していても酵素と反応するのはミネラル類ですのです、ミネラル類も必要不可欠になります。
更に、体が複雑なプロセスを行う過程で必要なのは補酵素と言われるビタミンです。ビタミンが足らないと体の中で代謝をすることができませんので、ビタミンも必要になります。
男性ホルモンを崩さない方法は下記の通りです
- 生活習慣を改善する(ストレスを溜めない・よく寝る・運動する)
- コレステロールを適量摂取すること
- アミノ酸を摂取すること
- ミネラル(カルシウム・亜鉛など)
- ビタミン類(ビタミンB郡など)を取ること
ベースの栄養素である、アミノ酸・ビタミン・ミネラルがないと男性ホルモンのバランスが崩れてしまいます。
ですので、皆さんも是非男性ホルモンのバランスが崩れてきたなと思われたら、栄養素と生活習慣を見直してみてください