「親の健康は大丈夫かな…」
「親が健康診断に行ってくれなくて…」
親の健康を心配する若者は多いです。親が健康診断に参加してくれないと嘆いている若者もいます。
寿命が100年になる時代ですから、親が介護になった時に待っているのは、親の介護地獄です。
介護をするために実家に帰省したり、介護で離職したりと、介護によって人生が狂ってしまう若者も多いと聞いています。
今の20代・30代の人が避けて通れないのは親の介護です。
親の健康について心配するべきでしょう。
今回は親の介護を避けたい若者が健康に備えるべきことをまとめてみました
親の健康が心配なら「介護の現状を知ろう」
介護の現状を知ることにより、親の介護をすることがどれほど大変なのかを知ることが出来ると思います。
知り合いの近所の方も親が認知症になったことにより大変なことがたくさんあったと聞いてます。
そもそも介護施設に入れない人が多い
国は安い介護施設に入居できる人を減らす方向にすすめています。
自分で歩けたりご飯が食べたり出来る人は認知症を患っていたとしても介護施設に入居することが出来ません。また、数年待ちが当たり前だとも言われています…。
ちなみに、高い老人ホームはと言うと入居一時金が数百万円で毎月20万円ほどもかかるとか…。
払えれば良いですが払えないとなると入居させることは難しいですよね…。
介護の為に実家に帰省することもある
実家が遠方の方で、介護施設に預けることが出来なければ、週末に帰宅して介護をしている人も多いです。
私が聞いた話ですと、実家が関西圏のアクセスの不便な所なので、東京からそこまで毎週末通っている方もいるとか…。
交通費が往復で2万円以上はすると言うので、月に4回帰ったとしたら8万円以上はかかりますからね…。
介護離職をするしかない
往復で8万円もかかってしまうと生活をかなり圧迫してしまいます。
そうなると次に考えることが介護離職です。実際介護離職者の数は年々上昇傾向にあります。
今は介護離職なんて関係ないって思っている方もいるかもしれませんが、10年後はわかりませんからね…。
親の健康が心配なら高齢者が介護になる原因を知って対応しよう
高齢者が介護になる原因を平成25年の厚生労働省の国民生活基礎調査から見ていきますと、下記のような原因で介護になっていることがわかります。
- 脳血管性疾患
- 心疾患
- 骨折・関節炎
- 認知症
また、私が聞いたところによると筋力低下で最も要介護になってしまう確率が高いのは握力低下だそうです。
握力が低下してしまうと、箸・スプーンなどを持ってご飯を食べることができなくなり、コップも持てなくなるため、自分で水を飲むこともできなくなってしまいます。
足腰が悪くなってっしまったらつかまり立ちをすれば良いですが、握力が低下してしまうとそれすらも出来ません。握力が低下すると介護になってしまう可能性が高まるのです。
親の健康が心配な若者ができることは?
健康についての知識を身につける
健康についての知識を身につければ、親が介護になる時の原因などを未然に防ぐことができます。健康についての知識を今からみにつけることは、親にとっても自分にとっても決して悪いことではないのです。
知識を身に着けようと思ったら勉強がおすすめですが、もしも勉強会が行けない場合は下記の記事もおすすめです。
健康についての話題を親と話す
親と健康を話題にしての会話をすればすればするほど、最初は邪険に扱われるかもしれませんが、徐々に親の健康に対する考え方も変わってきます。親の健康に対する意識を向上させることができれば、自然と親の健康レベルも上がってくるので、介護になる可能性を防ぐことができるのです。
親の健康を心配して介護を避ければ親子でハッピー
介護はされる方もする方もかなり大変です。もしも介護を避けることができれば、それだけで親子お互いがハッピーになります。
是非、親が介護にならないように、子供から働きかけられれば良いですね。