【メチルパラベンとは】メチルパラベンの安全性と防腐効果まとめ

「パラベンって色々な種類があってよくわからない…」

「防腐剤ってなんか怖いイメージ…」

パラベンにはたくさんの種類があります。

「パラベンが入ってる！ってまだ騒ぐ？防腐剤のメリット・デメリット」でも解説している通り、使い方によってはパラベンは安全であり、メリットも十分なのはもはや常識です。

今回はパラベンの中でも広く使われているメチルパラベンについてご紹介します。

メチルパラベンとは防腐剤のこと

化粧品の防腐剤と言えば「パラベン」と言われるほど有名な防腐剤の1種類です。

古くから化粧品に防腐剤として配合されているものになります。

化粧品だけでなく食品・飲料・医薬品など幅広いものに使われています。

化粧品でも数多くのものに使われております。

防腐剤として広い範囲で扱われています。

主に飲料・食品・医薬品・化粧品の防腐剤として使用されています。製造時・開封後の汚染から守るために防腐剤は必ず必要なのです。

メチルパラベンなどの防腐剤が無いと、カビや酵母が原因で化粧品が汚染される場合もあり、重篤な疾患の原因にもなり得るのです。

「まだパラベンフリー探してますか？パラベンが安全な6つの理由？」でも解説していますが、パラベンは80年以上前から使用され続けています。

パラベンには効果や安全性に関する情報が数多くあり、結論として安全であるということが証明されているものになります。

一部の方はアレルギーの問題や、皮膚刺激性の話をされますが、適正に配合されて量を減らそうとしている場合には、そういった問題はほとんど無いと行っても過言では無いでしょう。

化粧品に含まれているパラベンの中でメチルパラベンは一番刺激が少ないとされています。安全性・配合のしやすさも優れており、防腐剤としては優秀なのです。

ちなみにパラベンの抗菌作用は下記の順で高いと言われています。

メチルパラベンなどのパラベン類は長い間使われ続けている防腐剤になります。その為、データの蓄積がたくさんされており、安全性が実証されているものも数多いです。

そして、配合量の決まりもあり、上限は1%までと決められています。

多くの化粧品メーカーもそれよりも低い割合で配合するように努力しているのが実情です。

メチルパラベンに代表するパラベンは組み合わせることにより、化粧品への配合量を少なくすることが可能です。

フェノキシエタノールと相乗効果を得ることにより、化粧品への配合量を最大で0.2%程度にすることも可能だと言われています。

もしも、パラベンを使わずにアルコールやフェノキシエタノール、サリチル酸単体で防腐効果を出そうとすると、数%〜数十%も配合しないといけなくなり、肌への影響が出る可能性が高まるのです。

メチルパラベンは他のパラベン類に比べて殺菌力が弱く、中には殺菌できない細菌までいると言われています。その為、他のパラベンやフェノキシエタノールと組み合わせることが必要になります。

いろいろな防腐剤と組み合わせることにより防腐剤の総量や防腐剤における刺激を少なくすることが出来るのです。

メチルパラベンは一説によると肌トラブルを引き起こす可能性があり、特に紫外線あたると肌の老化をすすめ、シミなどの原因になるとも言われています。

ただ、この元データを紐解くと、普通の化粧水であれば1％が上限であるメチルパラベンを100%の濃度で直接皮膚につけたという説だということがわかっております。

化粧品を使っていて肌が老化するのかどうかは微妙なところでしょう。

賢い防腐剤の使い方をしたくない人で、「パラベン」って聞いただけで嫌悪感が発生してしまう人はメチルパラベン配合の化粧品はオススメではありません。

逆に、パラベンなどのマイナスイメージだけでなく有効成分量に着目し、本当に肌を良くしたいという思いの強い人はメチルパラベン配合の化粧品の方が良いでしょう。

パラベンは防腐剤の中で有名であり、コストが安いので、その分、メーカーが有効成分に投資が出来るのでオススメです。

化粧品の成分に詳しくなろう！最低でも下記の成分くらいは詳しくなっておいたほうが良いと思う記事をまとめてみた。