化粧水をつけている人の中でも使われていないコットンですが、実は化粧水をつけるときにはコットンをつけたほうが良いのです。その理由とメリット・デメリットをまとめてみました。
コットンとは?
コットンは化粧水を吸い込む成分(綿など)を使って作られた、化粧水を入れ込むための道具になります。コットンを使用して化粧水を吸い込み、化粧水を塗りたい箇所でパッティングすることにより、肌に均一に化粧水を塗り込むことが出来ます。
コットンの値段は?
一番安いもので2箱で100円程度で買うことが出来ます。よりクオリティの高いものを買おうと思うとその分だけお金がかかってしまいます。
コットンを使うメリットは?
手のひらに化粧水が浸透するのを防ぐ
手のひらに化粧水をつけて、化粧水を肌につけた場合に、手のひらも皮膚なので、化粧水を吸収してしまいます。そのため、肌につけるべき化粧水が手のひらについてしまうので、肌に吸収される化粧水の量が少なくなってしまいますので、注意が必要です。
化粧水が手のひらで乾いたり垂れることを防ぐ
毛穴は下斜め45度に向いているので、下から上に保湿することが効果的です。それを手のひらだけで行おうとすると、手の平が化粧水を吸収して、乾いてしまったり、沢山つけようと思っても肌から垂れてしまうことがよく起きてしまいます。
コットンを使って化粧水をつけると化粧水を良い感じで保持してくれますし、手のひらにつけることもないので乾燥することも防ぐことができます。しっかりとした保湿ケアを行いたい場合にはコットンをつけることは効果的なんですね。
コットンを使用すると顔全体にムラなく均一に塗ることが出来る
手のひらで化粧水を浸透させようと思うと、濡れている部分を濡れていない部分が出てきてしまい、化粧水にムラがでてしまいます。手のひらで化粧水をつけている場合、せっかく化粧水をつけ終わったと思っても、知らず知らずのうちにムラが出てしまい、化粧水のついていない部分が出てしまうかもしれません。
コットンであれば、コットンが化粧水を含むので、肌に均一に化粧水を塗ることが出来ます。コットンを使えば化粧水をムラなく塗ることが可能ですので、肌に化粧水がついていない部分をつくることがなくなるのです。
コットンを使うと化粧水の効果が1.5倍
一説によると化粧水をつけるときにコットンを使った場合は使っていない場合に比べて、角質層の水分量が1.5倍も多くなったというデータが出ています。3000円の化粧水であれば4500円分の価値になるということです。つまり、化粧水をつける時にコットンを使うほうがコスパが良いのです!
コットンのデメリットは?
肌の弱い人だとコットンの繊維で傷がついてしまう
健常者の肌では問題がありませんが、肌が弱い人や敏感肌の人がコットンを使うと、コットンのせいで肌が荒れてしまうことがあります。その場合はコットンを使用することも辞めましょう。
手のひらでつけて下さいという化粧水もある
化粧水の中にはコットンの使用を推奨せず、手のひらでつけてくださいというものもあります。これはコットンを使用しなくても、化粧水が手のひらに吸収されないように設計されているものだそうです。何でもかんでもコットンを使えばよいということでもないのですね。
コットンに化粧水が残ってしまう
コットンに化粧水が残ってしまうから、逆にもったいないと思われている方もいると思いますが、コットンに残っているのはただの水分であり、有効成分はすべて入りきっているとされてしまう。
コットンに“化粧水”が残っているのではありません。説明書にある目安の量をコットンにふくませ、充分な回数パッティングをする。すると、肌に有効成分だけが入り、コットンには不要な水分が残るのです……これがコットン使用を薦める化粧水の構造です。
化粧水は手でつける派の意見は?
手のひらは化粧水が浸透しない説、でもコットンと比較はしてない
手の平は角質層が化粧水が浸透しないと言っていることも見受けられます。確かに角質層が厚いから吸収はしないのかもしれませんので、手のひらのほうが肌よりも浸透しないかもしれません。
しかしながら、今回の話は、手のひらとコットンはどちらのほうが無駄なく化粧水を濡れるのか?という点です。比べるべきなのは手のひらとコットンであって、肌の角質と手のひらの角質を比べたところで??となります。手のひらは皮膚です。コットンは綿です。明らかにコットンのほうが綿ですので化粧水を含みやすいので、ムラなく濡れるという点からコットンの方が優れているでしょう。
また、コットンに残った化粧水が無駄になるのでは?と気にされる方もいると思います。確かに、一見すると、コットンに残った化粧水は無駄になっているように思えます。コットンは綿で出来ているので、スポンジのように化粧水を吸水します。そして、パッティングすれば化粧水は出てきます。
一方で手のひらに吸収された化粧水は絞っても出来ません。コットンも手のひらもある程度は化粧水を吸収してしまいますが、絞れば出て来ることと、ムラが出ないことを踏まえますと、コットンのほうが無駄なく使うことが出来るのです。
スポンジの綿の方で水を含ませて、流し台の側面を洗う時に絞ったりして、流しますよね?その感覚とコットンを使用することは同じなのです。
コットンだと肌の状態が確認できない説
手のひらで化粧水を塗ったほうが肌の状態がチェックできると言われていますが、コットンで塗った後に手で肌の状態を確認すればよいので、コットンであっても肌の状態を確認することが出来ます。
コットンを使おう!
賛否両論や個人的な意見はありますが、私は化粧水はコットンでつける方が良いと思います。そのほうが経済的ですし、無駄なく化粧水をつけることが出来るからです。コットンを使って化粧水をつけたことが無い方は試しにつけてみると良いと思います!
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