「なんか肌がかさかさしてる…」
「肌の奥がうるおっていない」
日本人は9割がドライスキンであり、日本人の6~7割がインナードライの肌です。
インナードライになると下記のような影響が出てしまいます。
- 吹き出物
- ニキビ
- 毛穴の開き
- かさつき
- ツッパっている感じ
- 肌のかゆみ
インナードライが肌トラブルの最大の原因であり、対策を知らないことは、肌トラブルについて放置しているのと一緒です。
そのままだと、どんどん老化していくでしょう。
今回は、インナードライの原因やクレンジング・化粧水のつけかたについてまとめました。
インナードライはクレンジングと化粧水の少なさが原因
保湿しているように見えて実は肌本来が保湿されていない肌のことです。
クレンジングが不十分なことと化粧水が少ないことで、肌の表面は皮脂がたっぷり出てしまいます。
肌の内側がカサカサ肌なのにオイリー肌で保湿しているように見えるのがインナードライなのです。
インナードライを判断する方法は?
一番は肌の保湿レベルを測定する機械が売っているので、それを使えばよいのですが、それを使わないで判断する方法をご紹介します。
ちなみに私が使っているのは下記の保湿チェッカーです。たまーに使ってます(笑)
さて、保湿チェッカーを使わないでインナードライか否かを判断する方法ですが…
それは、洗顔後なにも塗らずに20分放置すること。
洗顔後はなにかしら塗らないと恐怖と思ってしまいますが、この結果により、自分の肌がどういう状態なのかを判断することが出来ます。
- 乾燥肌の人はカサカサになります。
- 脂性の肌の人は全体的にべたつきます。
表面はベタついているのに、ツッパっているという状態の人がインナードライの肌とも言われています。
インナードライは下手なクレンジング・化粧水不足で皮脂過剰が原因
肌の保湿が足りないと肌は保湿しないと行けないというメカニズムになっています。
しかしながら、肌からは保湿成分が出てくることはありません。
皮脂を過剰にすることで、肌を保湿しようとしてしまいます。
そのため、インナードライの人の肌は皮脂が過剰分泌している人が多く、それがニキビの原因になっている人もいます。
化粧水不足のインナードライで肌トラブルが起こる
先程も説明したとおり、インナードライは皮脂が過剰になっている状態です。
皮脂が過剰になると肌のトラブルは増えていきます。
皮脂が原因の肌のトラブルは吹き出物、ニキビ、毛穴の開きが起こります。
また、乾燥肌特有の問題も併せて引き起こされますので、かさつき、ツッパっている感じ、肌のかゆみなども同時に引き起こされてしまうのです。
まとめるとインナードライで生じる問題は下記のとおりです
- 吹き出物
- ニキビ
- 毛穴の開き
- かさつき
- ツッパっている感じ
- 肌のかゆみ
化粧水とクレンジング以外にも?インナードライになる原因まとめ
原因をまとめると下記になります。
- 肌の水分量が足りない
- 油分の多いものを食べすぎている
- ストレスなどのホルモンバランスの乱れで男性ホルモンであるテストステロンが増大
- 同様のホルモンバランスの乱れで女性ホルモンであるエストロゲンが減少
- 同様のホルモンバランスの乱れでプロゲステロンが増大
- 洗いすぎ
- あぶらとり紙使っている
インナードライになる原因は、簡単に言えば 保湿が十分ではないということです。
そもそも保湿が不十分で皮膚の水分量が足りていないので、肌がもっと保湿をしなければと皮脂を過剰に分泌させてしまいます。
油分の多いものを食べると、摂取した油を肌から排出することになりますので、脂性の肌になり、顔がテカりやすくなります。
ストレス・睡眠不足でのホルモンバランスが乱れてしまうことにより、男性ホルモンのテストステロンの分泌量が一気に増えてしまいます。
テストステロンは皮脂腺を刺激する効果があり、皮脂量が増えてしまいますので、ストレス・睡眠不足でのホルモンバランスの乱れには注意が必要です。
同様に、睡眠不足や不規則な生活は女性ホルモンであるエストロゲンを分泌低下させ、プロゲステロンの過剰分泌を引き起こします。
エストロゲンは肌のハリや艶を出す作用がありますが、分泌が低下すると肌荒れの原因となります。
プロゲストステロンは皮脂量の増加に密接に関わっており、過剰分泌されることによりインナードライになりやすくなってしまうのです。
皮脂が分泌されているからといって、
あぶらとり紙で皮脂をとってしまうと、肌の内面からより皮脂が出やすくなってしまうので逆効果です。また、テカリが気になるから頻繁に洗顔する行為も皮脂の過剰分泌を引き起こすだけでなく、肌についた水分が肌内部の水分と結合して蒸発するときに、肌の内部の水分も持っていってしまいますから逆効果になります。
インナードライの化粧水・クレンジング以外の対応策も知っておこう!
インナードライ対策のまとめは下記のとおりです
- あぶらとり紙禁止
- オイルクレンジング禁止
- 優しい洗顔料を使用する
- 油分の多い食べものは控える
- 徹底的な保湿を行う
- 水を飲む
- 睡眠をとる
- ストレスを溜めない
インナードライの対策は皮脂対策をしない+保湿をするということになります。
インナードライにならないクレンジング方法
あぶらとり紙を使用することはやめましょう。そして皮脂対策の洗顔料などは使わずに、肌に優しい洗顔料を使い、クレンジングもオイルタイプは控えましょう。
食べ物にも気をつけましょう。油分の多いものを控えることが出来れば、それだけで肌のトラブルを防ぐことが出来ます。
「男も必読!正しい洗顔のやり方・クレンジング方法をまとめてみた!」でも解説していますが、クレンジングは基本的に肌に触らないことが基本です。
女性の方でもクレンジングのやり方を知らない方がいるので、詳しく見てみると良いと思います。
インナードライにならない化粧水での保湿方法
保湿については、ちゃんとした保湿方法を行いましょう。導入水を使ったり、コットンをつかって化粧水で保湿をしたり、保湿ジェルを塗ったりと、手順を行えば、それだけで乾燥を防ぐことが出来る可能性があります。
「化粧水はコットンでつけるのがオススメ?コットンのメリット・デメリットをまとめてみました!」でも解説していますが、コットンをつけることで、化粧水の効果が1.5倍に高まるというデータもでています。
コットンをつけることに賛否両論ありますが、コスパ良く化粧水を使いたい方は、コットンでつけることがおすすめです。
そして、水を飲みましょう。
水を飲むことで肌の水分量を高めることが出来ます。毛穴なの開きも肌の水分量が少なくて、目立っているという場合もありますので、水を飲むことは肌にとって、とても良いことです。
ホルモンバランスを整えましょう。
男性ホルモン過剰であったり、プロゲステロンが過剰に分泌されてしまうと皮脂が過剰になってしまいます。ちゃんと寝ましょう。そしてストレスを溜めることを控えましょう。
参考人間のホルモンの種類とは?主要なホルモン40種類の名称と役割まとめ!
参考脱毛・性欲減退?男性ホルモンのバランスを崩さない5つの方法は?
参考女性ホルモンのバランスを崩すな!女性ホルモンを増やす栄養素4選とは?
クレンジング・化粧水を使い保湿をすればインナードライは改善できる
長々と書いていきましたが、結論から言えば、インナードライ対策などの肌トラブルは保湿で改善することが可能です。というか、肌トラブルのほとんどはしっかりと保湿することで改善することが出来ます。
ぜひ、保湿の方法を見直して、適正な保湿を行いましょう!
あなたのスキンケア大丈夫?
美肌になりたいのにスキンケアに詳しくないとかまるで自殺行為!
▼下記の質問に自信満々に答えられないとわりとヤバイです。
- 皮膚構造を表面から言えますか?
- 保湿の3条件は?
- ターンオーバーは何日周期?乱れを整える方法は?
- 乾燥肌の影響は?
もしも答えられなければ、下記の記事で勉強しましょう!
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