保湿が大切とか、日々のケアが大切とか言われていますが、意外と見落としがちなのが洗顔(クレンジング)です。
クレンジングが台無しだと、スキンケアは全部無意味になるの知ってましたか?
クレンジングが下手だと、化粧水は入らない・ターンオーバーは乱れる・くすみ・ニキビはできるなど最悪です。
しかし、クレジングがうまいと、スキンケアが下手くそでも化粧水は入るし、ターンオーバーの乱れを防げるし、くすみ・ニキビの予防になると、コスパが高いです。
今回は洗顔(クレンジング)について注意すべき点を解説したいと思います。
洗顔(クレンジング)とは?
洗顔(クレンジング)とは文字通り顔の汚れを落とすことです。
顔の汚れを落とすことで、下記のメリットがあります。
- 顔を清潔に保てる
- 化粧水の浸透を良くする
- 毛穴の汚れの黒ずみを抑える
つまり、クレンジングとはスキンケアの土台です。
クレンジングが台無しだと、スキンケアは全部無意味になります。
また、排気ガスや大気汚染などの汚れも毛穴に入り込んでしまいますので、その汚れをオフすることが出来るのも洗顔(クレンジング)なのです。
クレンジングを学ぶ前に汚れはお肌の大敵だと知っていますか?
肌の汚れとは?
そもそも肌の汚れとは毛穴が詰まることを意味します
汚れの種類は?
肌の汚れには2種類の汚れあります。
- 脂溶性の汚れ:排気ガスなどの汚れ
- 水溶性の汚れ:水で簡単におちるホコリなどの汚れ
肌の汚れは2種類あるので、それぞれに適したクレンジングが必要になります。
ニキビの原因
お肌が汚れると、毛穴に汚れが詰まります。
毛穴から出てくる油と、空気が混ざることで、ばい菌が繁殖しやすくなり、ニキビになります。
ニキビの原因はいろいろありますが、洗顔不足も立派な原因なんですね。
肌が汚れていると化粧水がはいらない
お肌の表面が汚れていることにより、化粧水の浸透の邪魔をします。
皮脂汚れや油汚れが、油膜となり化粧水の浸透を邪魔するのです。
折角高いお金を出して、美白のために購入した化粧水が浸透しなくなるのです・・・。勿体無いですよね?
肌が汚れているとターンオーバーがしにくくなる
汚れが皮膚呼吸の邪魔をします。
肌の新陣代謝が悪くなります。お肌のターンオーバーが悪くなるとも言いますね。
「【ターンオーバーが早いのはNG】ターンオーバーの乱れを防ぐ方法?」でも解説しましたが、ターンオーバーが乱れることで下記のような肌トラブルを引き起こします。
- シワが出来やすくなってしまう。
- シミが消えにくくなる。
- クスミがちになってしまう。
洗顔(クレンジング)の役割は?
洗顔(クレンジング)の役割は下記の通りです
- 毛穴の汚れを落とす
- 詰まった毛穴をきれいにする
- 化粧水の浸透を良くする
- 溜まった大気汚染や排気ガスなどの汚れをオフする
このような役割があるので、洗顔(クレンジング)は朝と晩に一日二回は行ってあげましょう。
ただ、あまり洗顔(クレンジング)をしすぎると肌の皮脂がとれすぎてしまい、肌トラブルの原因になるので、一日二回以上行う際には注意してくださいね。
クレンジングの種類
油性の汚れを落とすオイルクレンジング
化粧は主に油性のものをつかって色をつけたりしていますので、女性はオイルクレンジングなどの、化粧を落とす為のクレンジングをすることがマストになってきます。
では男性はしなくてもよいのか?と言わるとそうではありません。
男性も大気汚染や排気ガスの汚れは油性の汚れになりますので、定期的にオイルクレンジングすることが求められるのです。
大体1週間に2回程度してあげると良いかなと思います。
オイルクレンジングをするときは乳化を行うことが大切です。
乳化とは、油と水を混ぜることを言います。
水がついていない顔にオイルクレンジングを塗り、少量の水をパシャパシャとつけ、4回くらい繰り返して乳化させると、毛穴の奥まで汚れが落ちるので、良い洗顔(クレンジング)が出来るのです。
普通の汚れを落とす泡洗顔(クレンジング)
油性の汚れではない皮脂の汚れなどはどのように落とせばよいのかというと、泡洗顔(クレンジング)はその名の通り泡立てるようのネットなどをつかったり、はじめから泡で出てくる洗顔(クレンジング)料を使い、泡で洗顔(クレンジング)することを言います。
泡洗顔(クレンジング)のポイントは泡立てる
基本的に泡をくるくるくると肌の表面で動かすことで汚れを落とすことが出来ます。また、泡でクレンジングするときのポイントは手で肌に触れないことです。泡で洗うイメージを持ちながら泡で洗顔(クレンジング)することにより、肌に優しく汚れを落とすことが出来るのです。
また、泡洗顔(クレンジング)の場合はたっぷり使いましょう。泡がそのまま出てくるタイプのクレンジングであれば、5プッシュから10プッシュ前後ふんだんに使うと良いです。泡が少ないまま洗顔(クレンジング)してしまうと、手が肌に触れてしまいますので、肌に刺激をあたえる原因になります。
水洗顔は肌質による
オーガニック系の人に主流なのが、この水洗顔です。
水洗顔とは、洗顔料を何もつけずに洗顔する方法です。
洗顔した際に皮脂を落としすぎないので良いとされているやり方です。
ケミカル的なものが嫌いなオーガニック系の方には好まれる方法ですが、おすすめできる人は肌質によると言えます。
水洗顔をした際に下記のようなタイプがいます。
- 肌が強くなったりトラブルが減った人→肌が強いタイプ
- 肌荒れを招いた人→ターンオーバーが乱れた肌のバリア機能が衰えた→肌が弱いタイプ
個人的に水洗顔をするよりも、良い洗顔料(弱酸性・保湿剤がたっぷりのもの)を選ぶことが出来ると良いでしょう。
弱酸性でも皮脂も落としすぎないほどですがとれるものもあります。
保湿剤がたっぷりはいっていて、弱酸性のものであれば、バリア機能を崩すこともありませんのでおすすめです。
クレンジングで注意したい方法
ゴシゴシ洗顔(クレンジング)
ゴシゴシしたほうが汚れが落ちると思っている方もいるかもしれませんが、基本的に洗顔(クレンジング)で肌に触ることは厳禁とされています。肌を無駄に触ってしまうことで刺激を与えてしまい、肌が荒れてしまったりシミになる原因に鳴るので注意が必要です。
汚れを落とすクレンジング剤がアルカリ性に傾いている場合には、肌がアルカリに傾くので、お肌の皮脂膜、角質層などにダメージを与えてしまいます。
しかるべき、クレンジングで、適正な汚れ落とし、化粧落としが必要ですね。
シャワーを直接当てる
ゴシゴシ洗顔(クレンジング)のところでも述べましたが、基本的に肌に刺激を与えてはいけません。シャワーを直接当てることも、顔の刺激となりシミの原因になることが考えられます。
シャワーを直接顔にあてることはやめましょう。顔をすすぐときは、しっかりと手に水を貯めたり、桶に水を貯めるなりにして、顔につけるようにして下さい
水温は高すぎても低すぎてもダメ
水温が高すぎても低すぎても肌にとっては刺激になります。32度ほどのぬるま湯が洗顔(クレンジング)には一番適していますので、熱すぎず、冷たすぎない、ぬるま湯での洗顔(クレンジング)を心がけましょう。
洗顔(クレンジング)した後は保湿が大切
洗顔(クレンジング)後に保湿をしないと、肌についた水分が蒸発することにより、肌の内側にある水分ももっていてしまいます。乾燥がひどくなってしまいますので、洗顔(クレンジング)後には必ず保湿を行いましょう。
保湿の適正なケア方法は下記の通りです
このレベルで保湿を行っていないということは、圧倒的に量が少なくなってしまいます。
次の記事>>保湿のやり方まとめ!シンプルで保湿効果抜群のスキンケア方法とは?
あなたのスキンケア大丈夫?
美肌になりたいのにスキンケアに詳しくないとかまるで自殺行為!
▼下記の質問に自信満々に答えられないとわりとヤバイです。
- 皮膚構造を表面から言えますか?
- 保湿の3条件は?
- ターンオーバーは何日周期?乱れを整える方法は?
- 乾燥肌の影響は?
もしも答えられなければ、下記の記事で勉強しましょう!
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