角質層の厚さ?セラミド?真皮って?角質についての9つのまとめ?

角質層の厚さ?セラミド?真皮って?角質についての9つのまとめ?

肌の構造についてなんとなく知っている人は多いと思われますが、詳細に知っている人はごく一部だと思います。肌構造について詳しくご存知でしょうか?

肌は、真皮、表皮、角質の順番で表面に出てきます。今回は角質層についてご紹介致します



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角質層とは?

角質層とは角質が集まっている皮膚において一番外側の層のことを言います。角質層とは表皮の厚さ0.02mmのところにある層です。

角質層はセメントとレンガで出来ている

角質層はイメージ的にはレンガが並べてあり、その間にセメントが有るというような状態です。

この角質層にあるレンガのことを角質細胞と言います。そして、レンガとレンガの間を埋めているセメントのことを細胞間脂質といいます、細胞間脂質の50%はセラミドとも言われています。

肌トラブルはセラミド不足?

肌のトラブルの大体の原因が保湿不足であったりしますが、その中でもセラミド不足にはご注意ください。

セラミドが不足していると、レンガとレンガの間にセメントがない状態になるので、間から肌にとって刺激となるものが入りやすい状態になります。つまり、セラミドが足りないと肌に悪いものが入りやすい。その結果、それが刺激になり肌トラブルになる。

角質層の役割は?

角質層の役割は一言で言えば、『バリア機能』です。バリア機能とは、肌にとって刺激となるものを避け、肌の水分が蒸発するのを防ぐという、内側のバリアと外側のバリアの二つの機能の役割を果たします。

角質層の機能が低下するということは、バリア機能が不十分になってしまうということで、肌荒れや乾燥肌の原因となってしまうのです。

バリア機能を保つには?

角質層の機能を向上させてバリア機能を保つ為に一番大切なのは保湿です。保湿には下記の3つの要素が必要になります。

保湿を決定する要素

  • 天然保湿因子
  • 細胞間脂質
  • 皮脂膜

天然保湿因子って?

角質層の保湿において大切なことの一つ目が天然保湿因子です。

天然保湿因子はそこにいるだけで湿気や水分を集めてくれるものを天然保湿因子と言います。赤ちゃんは保湿しなくてもプルプルですよね?それは天然保湿因子がたくさんあるからです。

天然保湿因子とは?NMF(Natural Moisutre Factor)とも呼ばれる。そこにいるだけで空気中の湿気や水分を集めてくれるもの。加齢とともに減少する。水分を保持する効果もある。主に角質層に存在する

天然保湿因子とは具体的に何がある?

天然保湿因子とは具体的にどのようなものでしょうか?大部分はアミノ酸であり、50%以上はアミノ酸であると言われています。

  • アミノ酸
  • ミネラル
  • PCA ※ピロリドンカルボン酸(アミノ酸の代謝物)
  • 乳酸ナトリウム塩
  • 糖・ペプチドなど
  • 尿素
  • アンモニア・グルコサミン・クレアチンなど

こういったものが天然保湿因子であると言われています。

常在菌が天然保湿因子を産出する?

皮膚常在菌と天然保湿因子は実は関係していたということをご存知でしたでしょうか?

天然保湿因子とは、元々は角質であったものを常在菌が分解して産出されたものです。つまり、皮膚常在菌が肌表面の角質を分解して、アミノ酸になったものが天然保湿因子と言われています。

細胞間脂質って?

角質層の保湿において大切なものの2つ目は細胞間脂質です。

細胞間脂質とは?角質と角質の間を埋めている脂のこと。細胞と細胞が剥がれないように接着をする役割がある

細胞間脂質って何で出来ているの?

細胞間脂質の主成分がセラミドと言われており、細胞間脂質の50%がセラミドで出来ています。

  • セラミド(50%)
  • コレステロール(30%~20%)
  • 遊離脂肪酸(20%~10%)
  • 硫酸コレステロール(約5%)

セラミドが不足するとどうなる?

セラミドは加齢とともに減少し、セラミドが減少すると、角質と角質の間を埋める脂がなくなることで、肌の中の水分が常時蒸発している状態になります。よって、乾燥肌になってしまうのです。セラミドが不足すると、老人性乾皮症やアトピー性皮膚炎に繋がります。

皮脂膜って?

角質層の保湿において大切なものの3つ目は皮脂膜です。

皮脂膜とは?皮脂膜とは汗と皮脂が混ざって出来た膜のことを言います。表皮を弱酸性に保ったり保湿効果があったりする最強のクリームとも言われています。詳しくは、皮脂膜ケアは最強の美肌ケア?皮脂膜の3つの効果と4つのケア方法?をご覧ください。

皮脂膜が大切な理由は?

角質層の保湿に皮脂膜が大切な理由は、天然保湿因子を産出する為です。皮脂膜は表皮を弱酸性に保つことが出来る為、皮膚常在菌がもっとも生育しやすい状態を作り出すことが出来ます

皮膚常在菌が生育しやすい状態を作り出すことができれば、角質をより効率的に分解することも出来るようになるので天然保湿因子の産出量は増えていくと言えるでしょう。

角質層の保湿に効果的なケア方法は?

角質層の保湿に効果的なケア方法はたくさんありますが下記にまとめてみました。

睡眠を十分にとりターンオーバーを正常にする

まず角質層の保湿を十分にしたいなという人は、肌のターンオーバーを正常に戻すことが大切です。

ターンオーバーが乱れている人は、角質がちゃんとできていないまま角質層に出てきてしまっている可能性が高いです。角質中のアミノ酸の量が少なく、常在菌が分解したとしても天然保湿因子が少なくなってしまうのです。

天然保湿因子・セラミド入りの化粧水を使う

化粧水の中の水で、肌に水分を浸透させたとしても、肌中の水分というのは大体2時間半で蒸発してしまいます。トラブル肌をお持ちの方は、さらに角質層の中に天然保湿因子が少ないので、水分の蒸発が早いです。

だから、天然保湿因子が入っているような化粧水で保湿することが大切になります。セラミド配合だったり、天然保湿因子配合だったりする化粧水などでケアをするように心がけましょう。

化粧水の効果的なつけかたを行う

化粧水のつけかたが足らない人が多く、常に肌が乾燥した状態の方もいると思うので、化粧水の効果的なつけかたを行いましょう。

  • コットンを二枚重ねてベチャベチャになるくらいで、後ろまで浸透させる
  • くるくると回しながら、ポンポン叩く(優しく使うこと)
  • 最後に化粧水をハンドプレスで入れる

角質層をきちんと保湿しましょう

角質について説明してきましたが、下記にまとめを書いていきたいと思います

まとめ

  • 角質層は表皮の0.02mmくらいの薄さである
  • 角質層はレンガ(角質)とセメント(細胞間脂質)である
  • 角質層の役割はバリア機能であり、保湿が重要である
  • 角質層の保湿には天然保湿因子と細胞間脂質と皮脂膜が重要である
  • 天然保湿因子は常在菌により角質が分解されたアミノ酸のこと
  • 細胞間脂質の50%はセラミド
  • 皮脂膜常在菌の生育を助ける
  • 天然保湿因子とセラミドが入った化粧水などを使用する
  • 化粧水をたっぷり使う

上記のようなケアをすることで、角質層の保湿をしっかり行いましょう。

 

 

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